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「…だ……で……A、着いたからそろそろ起きてくれる？」
どこからか声が聞こえてぼーっとしていると、額にデコピンされて朦朧としていた意識が元に戻る
どうやら私を起こしたのはショッピさんのようだった
ショッピさん曰く、チーノさんは「荷物運ばせとるから先にビルの中に帰っとる」らしい
「じゃあ、Aは部屋に戻ろうな。チーノが荷物運んどるから、そっから寝巻きとか出して風呂入ってベッドでゆっくり寝て明日に備えておいて。明日はお出かけするらしいから」
私は部屋まで送るというショッピさんに着いていく
「…A」
今さっき寝たから今日は眠れるのかな
そう思っていると、ショッピさんは急に立ち止まる
「どうしました？」
「…あ、いや…なあ、今さっき言ったこと覚えとる？」
「さっき…？」
「元の家で言ったこと」
＿＿＿＿＿＿＿＿「そうそう、Aはずっと俺に甘えとけばええんやで。あの場所はお前を優しく迎え入れてくれる。でも、シャオさんやチーノみたいに壊れたやつもたくさんおる。今さっきチーノはお前のこと道具みたいに言っとったけど、ちゃんと愛なんやで？でも受け取るの辛いやろ？」
多分、こんな感じのことを言われてたはず
「それが、どうかしました？」
「…ここには“普通”じゃないやつがたくさんおる。もちろん俺含めて。ちゃんとお前を愛しとるってやつもおるけど、中には“ただ自分の欲を満たすためだけに”お前を使っているのに、それを“愛”だって言い張るやつがほとんどや。それは俺もかもしれんし、俺はお前をただ愛しとるだけかもしれん。俺らには今までお前みたいに俺らにとって都合のいい人間はおらんかったから。もし、それで壊れそうになったときは」
「俺に利用させて。絶対損をさせる気はないから」
目が合う
それは真剣な顔で、今まで向けられたことのない感情だったから、よくわかんなくなる
心配だとか、利用したい、支配したいという欲だったりとか…そんなもの
「お前が望む“普通の子供”に与えられた愛情を俺ができる限り再現して与えたる。もし…これから誰かを選択する場面があれば、俺を選んでな。約束やで」
この時感じたのは、子供の頃に交わすような、自分よりはるか年上の人間に叶うはずのない約束を取り付けられ、取り付けさせたような
自分でも体験したことのない、本の中でしかない感覚だった
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薊(プロフ) - 桜華さん» 返信失礼します。なるほど…そういうことだったんですか…私の方でも調べてみますね。情報提供ありがとうございました。 (8月23日 7時) (
レス) id: 7fce24f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - とんかつさん» 返信失礼します。びっくりしましたよね…情報提供ありがとうございます！ (8月23日 7時) (レス) id: 7fce24f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - コメント失礼いたします。とある界隈にて、中学生？（確かではない）が夢小説を検索よけせずに投稿していたことが晒され、夢小説の検索避け用語がトレンド入りしてしまいました💦そのため、自分たちを守るために皆さんパスワードをかけている状態です！ (8月22日 23時) (レス) @page47 id: 7fb26b126e (このIDを非表示/違反報告)
とんかつ(プロフ) - コメ失礼します！私もお気に入り見てびっくりしました！色んな方々がパスワードかけてたのでちょっと残念でした🥺私も本当かは分かりませんがまた界隈の方でトラブルがあったぽかったです！間違えた情報をお伝えしていてらごめんなさい🙏💦 (8月22日 22時) (レス) @page47 id: f94382b64e (このIDを非表示/違反報告)
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