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『…愛されてるか、分からないって言ったでしょ？』
「うん、ファンのみんなが目の前にいないからでしょ？でも俺言ったじゃん
ヒョンは…」
『うん、でもファンだけじゃない』
「…え？」
『…俺が、変わっちゃったから
いくらネットで叩かれても別に良かった
変わったと思ったみんなの中のVも…キムテヒョンも、全部俺だから
…それを全部愛して欲しいなんて求めない
…でも、』
「うん、ゆっくりでいいですよ」
『……ジョングギに、変わったと思われたことが…その……』
「…いやだった？」
『……』
相変わらずジニヒョン達の笑い声は外から聞こえてくる
窓から差し込む太陽の光もさっきは何も変わっていない
俺の胸の中に頭を埋めたまま顔を上げずに黙ったまま
「…テヒョンイヒョン、こっち向いて？」
『……』
「…まさか寝た？」
『……いや？』
「じゃあ何でこっち向かないの〜」
無理やりヒョンの頬を両手で挟みこちらに向かせると少しだけ顔が赤くなっていた
『っ…』
「…ヒョン、人は変わるものですよね？
確かにヒョンは昔に比べて口数も減ったし、背も高くなったけど…でもそれは表面上だけでしょ？」
多分、10センチもない距離
すこし近づけばキスできるんじゃないかってくらい近いのに抵抗も何もしないのはずっと一緒に過ごしてきた長い時間が何よりも強い証拠
「人にすぐ抱きついて、子供みたいに笑って、はしゃいで、何にでも興味を持って、色んなことをやってみたい好奇心旺盛な男の子で…
メンバーやarmyを誰よりも愛していることとか……ほら、僕だって昔から変わっていないところも分かってますよ？」
ヒョンの前髪を上げて額にキスをする
驚いたヒョンと目が合うと胸に小さな振動が伝わる
「…ふふ、照れてるんですか？」
『…お前うざいよ』
「そんな可愛い顔で言われてもね」
『あぁ、もう寝る』
反対側を向いてしまったヒョンを後ろから抱きしめるとモゾモゾと体を動かしてまたこっちを向いたヒョン
は俺の頰に手を添えて哀しそうな目をしていた
『…どれだけ有名になって、欲しいものが買えても
1番欲しいものは、手に入らない』
また静かに、さっきとは違う静かさを纏うその言葉が胸に刺さる
晴天の空とは真逆の空模様のヒョンの心は何を思っているのか、少しだけわかる気がした
「…ヒョン、俺はずっとあなたを愛してますから」
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
