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『俺さ、不感症のくせにえっちは好きなんだ』
お酒を飲んでもないのに頭がフワフワしたような錯覚
ジョングク君が聞き上手だということもあるのか、言わなくてもいいことまで話してしまう
『誰かと触れられる理由になるでしょ？
行為中快感も何も感じなくても、相手からの愛を感じられなくても、温もりだけは感じられる
それだけで、安心できるから』
「…今まで好きな人とヤッてきたんですよね？」
『ひひ、俺はね
…でもね、相手は俺のことを心から愛してるわけじゃないよ
この顔目的で、そういう男なんていくらでも寄ってくるけど……でも俺は男だから』
自分で言ってて悲しくなる
どうしても変えられないものがある
この低いハスキートーンの声
広い肩幅に骨格
高い背丈
全部が、俺そのもの
『男の俺が、1番になれるわけがないんだよ』
今まで好きになった人はみんなノンケだった
俺の好きになる人は皆ゲイではない
俺が好きって言えば皆俺も、って言い返してくれた
その中のごく僅かは俺と体を繋げてくれたけど
それでもやはり終わった後長続きするはずがなかった
夜の街を歩けばそっち系の男の人は釣れる
そうして体を重ねていくうちに快感と同時に、人の温もりを求めるようになった
『さっき言った俺の好きな人、すっごく優しいの
もちろん俺にだけじゃなくて、会社のみんなに
でも…たまに勘違いしそうになる
俺を好きになってくれるはずが無いのにね
期待するだけ無駄って分かってるのに…
それに、すごく忙しい人なんだ
あんまり会えないのに、会えないほど好きな気持ちが抑えられなくなってく…』
いつの間にかマッサージが終わったのか体中に塗られた潤滑剤を温かいお絞りで拭いてもらっている途中だった
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
