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「ちょっとヒョン、何ぼーっとしてんの
またこけるよ？」
『さっきのはお前のせいだろ
…そーだ、アイス食べよ』
学校から出てすぐ近くに俺らの行きつけのアイス屋がある
もうすでに見えてるその店の屋根を指差してジョングクを振り向くと当たり前のように目が合いその顔はニヤリと笑った
「えー、また？
太るよ？まだお腹出てきたんじゃない？」
服の上からその手で腹肉をつままれる
『ちょっ、やめてよバカ！太ってないし！
もういい、明日ジミナと食べるからいい』
「ははっ、うそうそ
いいよアイス食べよ、俺も食べたかったから」
『…なんなんだよお前』
2人でアイスを買って家までの道を歩く
大学から家までは徒歩で20分くらい
遠いと感じていたその時間は
ジョングクと一緒だとあっという間に感じられる
あれから、随分と時間が経った
『なぁ、お前ってさ好きな人いるの？』
「…は？」
隣からの目線を感じた
ゆっくりの横を見てその目を見つめる
まだ、あの時の言葉を覚えてるなら…
『もしさ…』
「ちょ、待って」
そう言って残り僅かだったアイスをコーンまで食べて
「あ、えと
聞く、聞くから…言って？」
『…うん
その、前に行ってくれた言葉…って、まだ有効？』
「…ふはっ
何その遠い言い回し
ごめん、やっぱり俺から言ってもいい？」
『わっ……ねぇ何してんの』
道中
人通りは無いものの一応大学の近くの道
その端っこでジョングクに抱き締められている
「…ヒョン、あれから俺はちゃんとヒョンのこと守れてた？」
『うん、守ってくれてたよ』
「ヒョンは、ちゃんと笑えてた？」
『ふふ、うん』
「これからも、ヒョンの隣で守ってもいい？」
『…うん』
より一層、抱きしめる力が強くなる
苦しいけど、それが心地良かった
「…俺の、恋人になってくれる？」
『…俺を、恋人にしてくれるの？
こんなに醜いやつを、好きでいてくれる？』
「っ、醜くなんかない！
ヒョンのその痣は、ヒョンが頑張ってきた証でしょう？それに、外見だけじゃない、ヒョンは心も綺麗なの
…ねぇ、ヒョン
今日も綺麗だよ、愛してる」
月が綺麗ですね
日本ではその言葉が告白として昔使われていたと知ったとき、とても趣深くて美しいと思った
でも、こうして目を見てストレートな言葉を言われるのも悪くない
そう思わせてくれたのは
全部ジョングクのおかげだ
『俺も愛してる』
to be continue…
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
