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俺の小さな言葉はこいつらの汚い言葉や笑い声、不快な水音にかき消された
口と腕の拘束が解かれたのは俺が抵抗をしなくなってからだった
「舐めろ」
目の前に出された男のモノ
異臭のするそれが俺の頬に擦り付けられる
『っ、ふざけんな、誰がんなこと…』
「口答えすんじゃねえ」
『っ、んぐっ…んんっ！』
「噛んだらただじゃおかない
ちゃんと奥まで咥えろよ」
口の中を埋め尽くす熱い圧迫感に息が出来なくなる
匂いが一層強くなり喉奥に突き付けられる振動
やめられることのない上半身への愛撫
俺のモノへの上下運動
さっきまで枯れていた涙がまた出てきた
〜♪
聞き覚えのある着信音が鳴った
「ちっ、んだよ…ジョン、グク？
誰だこいつ」
『っ？！っはぁ…っ、おい、やめろ！』
「……へぇ、そういうこと
なに、こいつのこと大事にしてるんだ？」
思わず声に出てしまった
ジョングクの名前を聞いてさっきまで無かった力が少しだけ出てきた
『やめろっ、出るな！
…頼むから…！』
ピッ
無情にも
スマホを取ったそいつは通知ボタンを押してスピーカーにまでしてくれた
“もしもし？ヒョン？こんな時間まで何してんの？
俺今図書館いるんだけど、ヒョンまだ学校？
おばさん心配してるよ”
『ひっ、ぐっ、〜〜っ！！』
「おい、声我慢すんなよ
さっきみたいに可愛い泣き声聞かせてやれよ」
“…ヒョン？誰かといるの？”
『ちがっ、グギ、
もう…っいい、っから、あと少しで帰る、
ぁっ……！』
“…ヒョン？ねえ、何してんの？
今どこ？そこに行くから、教えて
ねえヒョ…”
ﾂｰﾂｰﾂｰ
無慈悲な電子音が流れジョングギの声が途切れる
頭が真っ白になった
同じ学校にジョングギがいる
今こっちに向かってる？
こんな姿をあいつに見られるのか？
嫌だ、そんなのだめだ
嫌われてしまう
軽蔑される
俺の、大事な人なのに
「ちっ、出なけりゃよかった
まだ最後までやってねえのに
慣らしてねーけどこんだけドロドロならもう十分だろ」
『っ、やめ、ろ！
やだ！いや、、！』
あろうことか電話に出た男は行為の時に使うであろう俺の穴に自身を密着させてきた
『っ、助けて、お願い…！』
「はっ、恨むならジョングク君を恨めよ」
「テヒョンイヒョン！！！」
音を立てて勢いよく開いたドア
廊下の電気による逆光でよく見えなかったが
その声はジョングクのものだった
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
