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あれは、俺らが高校二年生の時だったっけ
ある事件が起こった
____________3年前
『…ん、なんだこれ』
「どーしたの？
え、もしかしてラブレター！？」
ジョングクは最近出来たと言う彼女と一緒に帰ったためあいつが高一になってからは俺らが一緒に帰ることは無くなった
俺は大学受験も控えているためジミナと図書館に篭ることが多くなった
そんなある日の放課後
もう日は暮れて空には藍色の夜空に薄らと橙色の雲が広がっていた
下駄箱を開けると靴の上にある紙が置いてあった
ジョングクかなと思い紙を取ると横からジミナがグイッと顔を近づけてラブレター？！と騒いでいる
『ちょ、見るなよ』
そう言いながら心の中ではウキウキしていた
高校に入ってから女子には告白されたことがなかったから
ただ、
ルーズリーフを切ってただ折り曲げただけのその紙切れからはなんとなく嫌な予感がした
中身を開けてみると
“放課後、2年A組の教室まで来てくれませんか？
先輩が来るまでずっと待ってます”
可愛らしい丸字でそう綴ってあった
「おまっ、え、告白じゃん！
しかも年下からかよ！やるじゃん！
やっぱりお前イケメンだからなぁ…
いいじゃん、俺先に帰るから行ってこいよ！」
『え、でもこんなに遅くなったし
もう帰っちゃったんじゃない？』
「一回行ってみればいいだろ！
俺が付いてってやろーか？」
過保護なのか冷やかしなのか分からないジミナの態度に戸惑いながらもジミナの提案を断り先に帰ってもらった
指定の場所に向かうため2年生の教室がある階に向かう
校舎の廊下は電気がついているが教室はとっくに鍵がかかっている場所もあった
2年生の階は3年の階とは少し違い人影が一切なかった
俺は内心浮かれている気持ちを落ち着かせてA組の標識があるクラスの前まで来た
窓から中を覗くとそこの教室も他と同様電気は付いていなかった
薄暗い教室を目を凝らしても良く中が見えなかった
ドアノブに手を掛けると鍵は掛かっていなかった
そのまま教室に一歩足を踏み入れて中を見渡す
『あ、あの…』
「やっときた」
「せんぱーい、遅いですよ〜」
「おい、早く入れろ」
3.4人くらいだろうか
俺の予想していた声よりも低い
男の声が複数聞こえた
あぁ、俺は馬鹿だ
こんなの考えればわかるのに
今の時期、2年生は修学旅行でいないはずなのに
強い力に腕を引っ張られ
薄暗い教室に引き込まれた
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
