Sturge Weber（kookv） ページ17
幼馴染設定
※病的表現、差別表現が出ています。苦手な方は注意してください※
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「なぁ、それどーしたの？」
「目の横の痣どうしたの？怪我？」
「首も赤いよ？どうして？」
生まれつきだよ
怪我なんてしてない
僕だって、そんなのわからないよ
・
「お義母さん、ごめんなさい……」
お母さん？どうしてお婆ちゃんに謝ってるの？
お母さんは悪くないのに、どうして？
「子供に怪我をさせるなんて！
あなたは母親失格よ！」
おばさん、やめてよ
何も知らないのにお母さんをいじめないでよ
「ごめんね…テヒョンア、ごめんね…」
お母さん、僕は大丈夫だよ
治療は辛いけどお母さんに泣かれるのはもっと辛いよ
_____
「初めまして、隣に越してきたチョンです
これ、つまらないものですが…」
「初めまして、キムです
わざわざ挨拶とこんな素敵なものまでありがとうございますぅ」
「それからこっちは息子のジョングクです
ほら、挨拶して？」
「あら、可愛い子ね
ほらテヒョンも来なさい？」
玄関の方でお母さんが誰かと話していた
声色が良いことからいつものセールスでは無いことは分かった
玄関を出ると女の人とその後ろから小さな男の子がひょっこりと顔を半分出していた
「…………ジョングクです」
「もう、しゃんとしなさい！
すみません、人見知りなんですよ」
「あらあら、良いんですよ、可愛いじゃないの
テヒョンも挨拶して？
隣に越してきたチョンさんとジョングク君よ」
『初めまして！僕はキムテヒョンです！』
「…………綺麗な人」
女の人の後ろから半分だけ顔を出していた男の子は少し目を見開いて体ごと一歩前に出てきた
その子は僕とは何もかもが違った
くりくりした大きな目と大きな黒目
白い肌は陶器みたいで僕みたいな痣は、無い
そして、僕の顔を見て“綺麗”だと言った
『…僕が、綺麗？』
ぼそっと言ったその声はお母さんたちの弾む会話にかき消されそうなほど小さいものだった
でも、僕には完全に聞こえたその言葉
隣ではそんな僕たちをお構いなしにぺちゃくちゃと話しているお母さんたち
「…僕、ジョングクです、8歳」
『あ、えと、僕は10歳だよ！
最近引っ越してきたの？』
「うん、◯◯小学校に転入するの」
『僕と一緒だね
これから仲良くしてね』
「…うん」
彼は、その可愛い顔でにっこりと笑った
その顔に、幼いながら僕はドキッと心臓が高鳴った
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
