AGGRESSIVE.-Ki-

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「はぁ････。」





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渉の言った通り、早めにお見合いを断らなくちゃいけない。


だってこのまま進めても

きっと太輔は私と結婚しない。



私だったら、もっと綺麗で大人な人と結婚したいもん。







でもなぁ･･･


太輔が私に言う言葉全部、嘘には聞こえないんだよね。





「かわいい」なんてそんなのは･･･っ

悲しいけどお世辞です、ええ、分かってますよ。



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「たっだいま〜。」



母「おかえり〜。」



「あれ、今日は早いんだ？」



母「そうそう、そうなのよ〜。」






･･･ん？なんかテンション高い？？







母「今日太輔くんと会ってきたの♪」



「･･･やっぱり。え、ていうかどこで？」



母「あの若さであんなにいい子なんて、お母様の教育の賜物よね。」



・



人の質問はスルーかい。
フライパン動かしながらルンルンなママ。



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母「金曜ディナーなんですって？」



「そんなことまで聞いたの？！」



母「だって〜気になるじゃない。将来は家族になるのよ、私たち。」






・






だから･･今そのことを考えてたんですよ！！！！





・






母「あの調子じゃ、もう太輔くんはこっちのものね♪」




「･･･はい？」




母「太輔くんね、『Aさんのこと本気ですっ』て

ママに言ってくれたのよ！」




「えっ。」




母「ママ楽しみだわー。結婚式♡」








･･･。ママって現実見てるときと見てないときが激しいんだよね。


ってそうじゃない！！



太輔が私のこと本気だって？！･･･ないないない。


でも･･･ママにそんなこと言うなんて、、やっぱりそうなの･･･？





････こんな私のことを、本気だなんて思ってくれてるの？







・






宏光･･･、このことを知ったら


どんな顔してくれる？

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