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結局、ほっくんは夕飯までに戻っては来なかった
もしかしたら、BBQ場には来ずに
自室に戻ったのかもしれないけど
それでも何だか良くない方向に考えてしまうのは
全てにおいて自信が無いから。
気持ちを落ち着けたくてベランダに出る
真夏とはいっても、やはり夜中は涼しくて
夜風がサラリと髪を撫でた
「……あれ、A？」
『…樹』
すぐにでも飛び越えられそうな
ベランダの塀の先に樹がいて、
「…何、泣きそうな顔してんだよ、どした」
やめて…
今、そんなに優しい声で接するの、ズルい…
なかなか返事をしない私に痺れを切らしたのか、
シュタッ と効果音がつきそうな華麗さで
塀を飛び越えてきた彼
『…何で、来んの』
「女の子が1人で泣いてるのを見過ごせるほど
オレは非情じゃないからね」
『…泣いてないし』
「ハイハイ」
そう言って私を抱き寄せ
トントンと、一定のリズムで背中をさする
「…泣きたい時は、泣けばいい」
「オレは、何も見てないから」
『……ありがと』
「…あいよ」
“一緒に寝てあげようか？”
なんて聞かれたけど、
さっきの配慮も含めて変に緊張してしまうから断った
そっか、じゃあ おやすみ
と、少し寂しそうに言って樹は
一つ隣のベランダへ戻って行く
…なんか、いつもの樹と違う
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Ayu(プロフ) - yukinoさん» 読んで頂きありがとうございます！長々と話が続きそうですがご期待に添えられる様頑張ります(^ ^) (2019年5月13日 22時) (
レス) id: f88ec62875 (このIDを非表示/違反報告)
Ayu(プロフ) - なべほくさん» わ、初めて言われました…ありがとうございます！実際のジェスと慎ちゃんが面白すぎて正直ボケに苦労してたのですが、そう言って頂けて良かったです(^^) (2019年5月13日 22時) (レス) id: f88ec62875 (このIDを非表示/違反報告)
Ayu(プロフ) - れくさん» ありがとうございます、頑張ります！ (2019年5月13日 22時) (レス) id: f88ec62875 (このIDを非表示/違反報告)
yukino(プロフ) - 初めまして！この作品大好きです！作者さんのペースで更新頑張って下さい。これからの展開がどうなるのか、楽しみにしてます！ (2019年5月13日 20時) (レス) id: 8e8b527780 (このIDを非表示/違反報告)
なべほく - 更新ありがとうございます！北斗くんの描写はもちろん好きなのですが､じぇしくんと慎ちゃんのボケが結構ツボです笑 これからも頑張ってください！長々と失礼しました！ (2019年5月13日 3時) (レス) id: 6cf9c86b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ayu | 作成日時：2019年4月24日 22時
