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#7 ページ7

少しの沈黙が続いたあと




「そういえば自分なんて言うん?」




『佐藤Aです。』




「へっ?」




と少し考えてから




「智くんって覚えてる?」




『はい…』




「それ俺やねん。」




『へ?嘘だ。』




「いや、ほんまに。」




信じられなかった




ほんとに智くんなんだ…




でも




智くんが




あんなこと言うから




もっと




信じられなかった。




信じたくなかった。

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作者名:神山いちご | 作成日時:2017年8月4日 7時

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