第2-20話 ページ46
口が震えて上手く言葉が発せない。
「っ....私は.....！いや....
焦凍は....私と居ると....疲れない...？」
こんなにも焦凍にぶっちゃけたのは...
いつ以来だろうか。
「...私がいるから.....焦凍が巻き込まれる..。
迷惑...でしょう？」
私の嗚咽した声がどんだけ気持ち悪いか。
「私と付き合ってて..私が弱いせいで....
焦凍は...辛いでしょう...？ﾌﾊ...
面倒くさいんでs...「.......。」「っ！！！」
涙目で歪んだ焦凍のシルエットは急接近し、
私の唇に柔らかい感触を与えた。
「....一回落ち着け...」
唇を離すと彼と私の鼻が触れ合った。
焦凍の囁き。
鳥肌が立つ。
「....っ....！」
心臓が暴れ出す。
でも...焦凍に触れたのは....久しぶり。
「....さっき...俺...魚汰たちと話してきた。」
ぇ？
「....もう..これ以上俺たちに関わんなって。」
どうして....。
混乱していた私だったが、
今はその場合じゃなかった。
「.....お前が..辛い思いをしてること。
俺はそれを分かっていたはずなのに
気づけばAとの距離はどんどん遠くなっていく。
俺は...もうお前を一人にさせない。
俺たちの関係は....他人にぶち切られるような、
そんな軽いもんじゃねぇだろ。」
だらだらと長いなぁ....
って、いつもなら思ってたと思う。
でも何故か今日は....
彼の素直な気持ちが聞けて嬉しい。
「....だから...、A。」
焦凍は私の頭に彼の大きい手をポンッと置く。
「これからもずっと...何があっても....
俺の隣に...いてくれ...そして...」
っ....！
「嫉妬とか、嫌がらせでも何でも....
何かあったら..
ちゃんとお互い言うようにしないか？」
焦凍にこんなに見つめられても、
震えは止まらない。
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吾妻 - とても良い作品です！初コメで失礼ですが相澤先生の字が間違ってます。生意気言ってすみません (7月13日 0時) (
レス) @page3 id: d67a503455 (このIDを非表示/違反報告)
夢想 - いやーいい作品ですね！何回も見てます (2021年6月13日 22時) (レス) id: 325c7d0f3b (このIDを非表示/違反報告)
(*´ `*) - くちくさん・同じwめっちゃ気になりますw(最後まで読ませて頂きました凄く神作！) (2020年10月21日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
くちく - オールマイトの髪がヅラ説ってなんだよwwwクソおもしれえその続き気になるwww (2020年8月30日 22時) (レス) id: 02e326f744 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴマン - ううううう…最高…完結おめでとうございます！(遅くなってしまいましたが) (2020年6月27日 22時) (レス) id: 63aaa09c66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jirouyun | 作成日時：2020年5月11日 15時
