237 side Nissy ページ37
日「タイミングとか…
色々あるかもしれないけど、
反対なんかしねぇし。
ていうか、
どっちかを選べって言われたのか？
そうだな、
社長…あたりか。」
さすが、頭の切れる日高だ。
西「…Aは。
きっとAは。
俺のためにしか、
選択をしない。
だから…。」
與「だから、
にっしーはAちゃんを
捕まえて離したらだめやってこと。」
ニヤリと笑った日高の顔。
うん、と頷く真司郎の笑顔。
俺にはこんなに頼りになる
仲間がいるんだ。
AAAかAか。
どちらかを選ぶなんて、
おこがましい。
選べるはずないんだ。
だって、AAAは俺のホームだ。
ここがあっての俺で、
Aがいるから、俺でいられる。
そう。
選べるはずがないんだ。
西「捕まえないと、か。
そっか、まずはそこだよな。」
日高「お、ちょっと復活？」
俺の顔を見た日高が言う。
與「にっしー、束縛得意やろ？
捕まえて、離したらあかんで。
にっしーの執着に耐えられる子、
そうそうおらんから、
逃げられたら一生独身やな。」
西「あーたーえー！」
與「なんやねん！ほんまやろ？」
西「まぁ…そうだけど。
とりあえず。
ちゃんと俺のものにして。
それからまた考える。」
日「何かあるなら、協力する。」
與「俺も。」
西「ありがとな。」
この会話をしながら、
自分の家の仕事部屋に眠る小さな箱を
思っていた。
あの日。
ふいにしてしまったプロポーズの後。
Aに内緒で買ったそれ。
渡すタイミングを失っていたそれ。
俺はAにもう一度ちゃんと
プロポーズをしようって決めた。
絶対に、
離れない。離さない。
そう決めた。
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由希(プロフ) - 読みました。6も楽しみにしてます。読んでて涙が出てきます、切ないです。早く隆弘くんに助けに来てもらいたいです? (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - 続きが気になって…お楽しみをありがとうございます (2019年4月10日 22時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます！続きは次枠でお楽しみくださいませ☆ (2019年4月10日 22時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 早速読みました、続き気になります、更新楽しみにしてます (2019年4月9日 23時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Takatakaさん» いつもありがとうございます！コメントいただけるとすごく嬉しくて励みになります！隆ヒーロー…隆弘っ！早く助けに来てね★ (2019年4月8日 21時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ
| 作成日時：2019年2月25日 8時
