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224 side Nissy ページ24

さ「にしても、西島さん?

A、この数カ月で2人目。
告白されてるの。」



西「は?俺知らない。」



「ちょっとさくらさんっ!」



さ「私が知ってる分だから、他にもいるかもー。

A、最近ますます可愛くなったし?
なんか色気もでてきちゃったし?
彼氏いない設定みたいだし?


そりゃあ、男がほっとかないよねー。」



「もう、さくらさん!

その話はやめてくださいっ。」


真っ赤になってさくらちゃんに抗議してるAを
じろりと見る。


西「なんで言わないかなぁ?」



「だって、ちゃんと断ったし…。」



さ「嫉妬深い彼氏持つと大変だね、A。

じゃ、私先に行くねー。

あぁこわぁ!」


そんなセリフを残して
走り去るさくらちゃん。



西「で…。Aさん。ちょっとこっち。」



空き部屋にAを連れ込む。



薄暗い部屋。
俺はAを壁際に追い詰める。


Aの顔の横に両手をつく。



「あの…。
ほんとにすぐ断ったから、何もないよ?」



西「何人?」


「へ?」


西「告られた数。」



Aの目が左右に動く。



「3人…です。」



何だ、このイライラする感じ。


俺以外がAを好き。
告白するほど好き。



西「ムカつく…。
俺のなのに。」



壁についていた手をぐっと握りしめた時。


Aの手が俺の腰に回って、
トン、と俺の方へ体を預ける。



「ヤキモチだ。」


西「うるさい。」



壁についていた手を離して、
ぎゅっとAを抱きしめる。


「好きなのは西島さんだけ。
ぎゅってしたいのもされたいのも、
たかだけ。

キスしたいのも、抱き合いたいのも、
たかだけ。」


俺の胸に頬を寄せ、
そんなことを言う。



西「Aさ、俺の扱い、
うまくなってきたよね?」



「そりゃあ、24時間ほぼ一緒ですからね。」


西「なんかムカつく。」


抱きしめていた手の片方を首の後ろに移動させて、
もう片方は背中に回したままで唇を重ねる。


「ちょ…んっ、…っ」


強引に舌を滑り込ませると、
ピクリと反応するAの体。


もう一度壁に押し付けて、
キスをしながら、
服の裾から手を忍ばせた。

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設定タグ:AAA , 西島隆弘 , Nissy   
作品ジャンル:恋愛
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由希(プロフ) - 読みました。6も楽しみにしてます。読んでて涙が出てきます、切ないです。早く隆弘くんに助けに来てもらいたいです? (2019年4月10日 22時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - 続きが気になって…お楽しみをありがとうございます (2019年4月10日 22時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます!続きは次枠でお楽しみくださいませ☆ (2019年4月10日 22時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 早速読みました、続き気になります、更新楽しみにしてます (2019年4月9日 23時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Takatakaさん» いつもありがとうございます!コメントいただけるとすごく嬉しくて励みになります!隆ヒーロー…隆弘っ!早く助けに来てね★ (2019年4月8日 21時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリィ | 作成日時:2019年2月25日 8時

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