128 side Nissy ページ28
そう。
心配していたことが、
少しずつ現れてきていた。
Twitterなどで囁かれてる、
俺の噂。
たかうの、に、にしちあ。
ドラマで共演したかすみちゃん。
それから、MVの共演者さん。
表立って出てる事実がないからこそ、
適当なことを言う人がいる。
にっしーといつも一緒のマネージャー、
いいなぁ。
あの人と付き合ってるんじゃない？
マネージャー、ありえる！
なんかムカつく。
Nissyの近くにいられてずるい！
そんなツイートをちらほら
見かけるようになった。
西「Aさ。
仕事でこれから俺と歩くときは、
マスクか、メガネしな。」
俺の言いたいことを理解したのか、
「度なしメガネ、探しときます。」
素直にそう言った。
そして。
あっという間にグループのツアーは
ファイナルを迎えた。
でもまだ、
アジアツアーに、初ドーム。
グループの打ち合わせやリハでスケジュールは
しっかり埋まってる。
その合間にソロライブのリハ。
グッズの発表準備や、
個人でのテレビ出演に、
レコーディング、MV編集。
出来た情報を、
少しずつ、Twitterにアップ。
そしてまた
打ち合わせ兼リハーサル。
歌って踊って、考えて、
また、歌って踊る。
時間が足りない。
焦る気持ちばかりが大きくなる。
怖い。
やりたい。
逃げたい。
でも、やるんだ。
やっとここまできたんだ。
絶対に成功させてみせる。
そして、
1月の追加公演が終わったら…。
その頃には俺も今より自信がが持ててるだろうか？
そしたら…。
「…じまさん？
西島さん？」
西「…っえ？あ、ごめん。
何？」
「なんか難しい顔して、考え事ですか？」
心配そうに俺の顔を覗き込むA。
西「いや…。なんでもない。」
と笑ってみせる。
「なら、いいですけど。
何かあったら言ってくださいね。」
西「サンキュ。」
福井での夜から、
少し経って。
AはいつものAに戻っていた。
あの夜のことをお互いに触れることはなかった。
Aは、仕事とプライベートの区別も
つかなくなりそうな
俺をうまく休ませてくれる。
だから俺は倒れずに、
体のケアもしながら仕事をやれてる。
いい時も悪い時も、
俺にはAがいて、
Aには俺がいる。
だから、大丈夫。
そう信じていた。
危ういバランスの上に立ってることを
俺達は気づかずに。
前だけを見ていた。
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リリィ(プロフ) - くまさん» いつもありがとうございます！できるだけはやく、4をスタートできるようにがんばります！ (2018年12月25日 8時) (
レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - kikiwingwingさん» いつもありがとうございます！色々Nissy事が嬉しくて忙しいですね☆続きもぜひよろしくお願いします！ (2018年12月25日 8時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Takatakaさん» ありがとうございます！年内には4をスタートしたいと思ってます。よろしくお願いします☆ (2018年12月25日 8時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - えーーー二人で歩む道けーへんの〜〜とめっちゃ気になります。次シリーズ楽しみにしてますね (2018年12月19日 1時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
kikiwingwing(プロフ) - プロポーズって！！最高です！コメント久しぶりですが、毎日リリィさんの更新も楽しみに待ってますよ！！大好きです！ (2018年12月19日 0時) (レス) id: 3cf9c9f18d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ
| 作成日時：2018年10月14日 21時
