144 side Nissy ページ44
キスをしながら、
そっとAをソファに沈めて
その上に跨る。
そっとAの線を辿るだけで、
切なそうな息を漏らすA。
「たか…。」
Aが手を伸ばして、
俺の髪に触れる。
「そばに、いてね。」
西「嫌がられても、離れないから。」
軽く唇に弧を描く。
Aの手を捕まえて、指を絡ませ、
深いキスをする。
「…っはあっ…た…かっ…っあぁ…」
久しぶりのAの体はどこも敏感で、
声がかすれる程に鳴いて。
知り尽くしたイイところを攻めて、
何度も何度も、高みへ導く。
一番深いとこで繋がって、
ぎゅっとAの体を抱きしめる。
愛しくて、愛しくて。
好きだっていう気持ちより、
じんわり心に広がっていく愛しいって気持ち。
ポロポロと涙を流しながら、
俺にしがみつくA。
共に果てるその感覚が、
少しずつ収まっても繋がったまま抱き合う。
俺の胸に頬をくっつけていたAが
ポツリと言う。
「大好き。たか…。」
西「俺の方が、好きだけどな。」
「そんなことないもん。
私の好きは、
すっごい重いよ？」
西「俺の方が、重いけどな。」
ふふっ、と笑ったA。
「私達、変かも。」
西「だな。
でも。
こんな俺、Aしか知らんもん。」
ここまで求めるのは、
Aだけ。
今までも恋愛をしてきたけど、
こんな気持ちははじめてだ。
「うそ。」
だって、たか、
私以外も知ってるでしょ、
と小さな声で言ってる。
西「なーに？疑ってんの？」
Aから、体を離す。
ふるふると首を横に振る、
Aを抱き上げてバスルームに向かった。
「えっ、何？
やだっ…はずかしい！」
そう言うの、わかってたけど。
西「疑った罰ですぅ。
それにもう、全部見てるじゃん。」
「そういう問題じゃないもん！」
それも、
わかってたけど。
シャワーを全開にして、
お湯をだす。
蒸気に包まれていくバスルーム。
西「じゃあ、
俺のワガママ。」
仔犬のように、
俺を見上げるA。
「ワガママ？」
西「そ。Aとお風呂ー！
体、洗ってあげる。」
Aの後ろに回って、これなら見えないよって
言ってシャンプーをしてあげる。
最初はガチガチに固まってた体が、
「たかの手、
大きくて気持ちいい。」
そう言えるくらい、
だんだんリラックスしていくのが
わかる。
西「じゃ、次は。体ね？」
ワガママ叶えてもらったけど、
ちょっと意地悪もしたい。
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リリィ(プロフ) - くまさん» いつもありがとうございます！できるだけはやく、4をスタートできるようにがんばります！ (2018年12月25日 8時) (
レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - kikiwingwingさん» いつもありがとうございます！色々Nissy事が嬉しくて忙しいですね☆続きもぜひよろしくお願いします！ (2018年12月25日 8時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Takatakaさん» ありがとうございます！年内には4をスタートしたいと思ってます。よろしくお願いします☆ (2018年12月25日 8時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - えーーー二人で歩む道けーへんの〜〜とめっちゃ気になります。次シリーズ楽しみにしてますね (2018年12月19日 1時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
kikiwingwing(プロフ) - プロポーズって！！最高です！コメント久しぶりですが、毎日リリィさんの更新も楽しみに待ってますよ！！大好きです！ (2018年12月19日 0時) (レス) id: 3cf9c9f18d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ
| 作成日時：2018年10月14日 21時
