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朝ご飯を作り、
二人で食べて、
家を出る。



買ったばかりの私の車で出発した。


「着くまで寝てていいですよ?」


助手席に乗った西島さんは、


「んー、寝ちゃったら、
せっかくの二人の時間、
もったいないじゃん。」


そう言って西島さんは、
カーステを操作して、
音楽をかけ始めた。


寝不足だってわかってるのに、
甘い言葉に嬉しくなる。


西島さんのスマホに入ってる
Nissyの曲やAAAの曲を二人で歌いながらのドライブ。


ふと思い出したように、


西「なぁ、次のオフ、いつ?」


と聞かれる。


「え?西島さんの?


んー、

一日オフはしばらくはないですね…。
お正月かなー?」



西「だよなぁ。わかってるんだけど…。」


ドラマの撮影もあるし、
それに伴う取材や番宣とか。


他のメンバーに比べて
西島さんだけ仕事が山盛り。


AAAとして、Nissyとして、西島隆弘として。


やっぱり、忙しすぎるよね…。
オフ、欲しいよね…。


「すみません…。」


思わず謝ってしまった私に、


西「あ、違うよ。

俺仕事してたい人だから、
休みが無くても全然いい。



休みが欲しいっていうよりも、
Aと過ごす時間が欲しいの!


こんなに毎日一緒にいるのに、
Aが足りない…。


って、俺が仕事詰めすぎだから悪いんだけどさ。」


自分で言って、自分で終わらせてる。
ちゃんと気持ちを伝えてくれる分、
私も素直に言わなくちゃ。



「私も…。」



西「え?」



ハンドルを握って、前を見ながら言う。



「西島さんとの時間、欲しいです。


私、前より少しだけ、
欲張りになっちゃったかも。」


西「え?例えば?」



「速水って呼ばれるより、
Aって呼ばれるほうが好き…とか。

もっと抱きしめてほしいな…とか。



ほらっ!
もっともっと、欲しくなるーって、
西島さんも歌ってるし…、
そう!
欲深いんです、私!」



自分で言ってて
恥ずかしくて顔が赤くなるのがわかる。


西「なんだ…


俺だけじゃ、なかった。」


西島さんは私の方へ手を伸ばして頭をくしゃっと撫でる。

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設定タグ:AAA , 西島隆弘 , Nissy   
作品ジャンル:恋愛
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- こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 URL貼ってくれてありがとうございます。 これですぐに読みに行けます。 (2019年1月4日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 秋さん» コメントありがとうございます。言われてみれば…そうですね。リンク貼ってみます☆ご指摘ありがとうございます。 (2019年1月2日 17時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 いきなりこんなことを言ってしまいすみません...。 (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) それならこの物語の説明の所にURLを貼っては どうでしょうか? この物語を読む前にURLから大好きな人は。 にすぐに行ける様に。 (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 今物語の説明読んでいて思ったのですが...。 この歩む道。のお話の前に大好きな人は。 ってのがあるんですよね? (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリ | 作成日時:2018年7月5日 7時

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