今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:2,608 hit
小｜中｜大
帰宅 ページ6
「ぐちつぼ帰ってこないな〜」
あれからしばらく経ったがぐちつぼは未だに帰ってきていない。
そんなに家遠かったのかな？いやでもうちの近くで出会ったんだからそう遠くないと思うんだよな。
「う〜ん……」
「まあご飯作って待ってるか〜」
gt「ただいま〜…」
「お、おかえり〜遅かったね？」
gt「なんか家から出てきただけでハンターに絶対コイツだろ!!って狙われた。人違いだったらどうすんだよ、合ってたけど」
「ハンターたちってもしかしてバカなの？」
gt「もしかしなくても馬鹿だろ」
あまりの可笑しさに2人で笑う。
それにしても大きめのリュック1つで足りるってどんだけ荷物少ないの…
「本当に荷物それだけ？」
さすがに疑ってしまう。でも本当にそうだったようで
gt「うん。ちょいちょい引っ越すから荷物必要最低限にしてんだよ」
「ハンターに狙われるから？」
gt「ハンターに狙われるから」
「あっそう…」
てかハンターもこんな特徴的な見た目の奴を日常生活で見つけられないって本当に馬鹿なのか？
──松葉色の髪と鮫のように鋭い歯、眼力の強い目など挙げていけば沢山あるだろう。そんな1つ1つの要素が強いのに変じゃないのはぐちつぼが所謂イケメンだからなのだと思う。知らんけど。
「そんなことはどうでもいいか！ご飯出来てるから冷めないうちに食べちゃお！」
gt「おう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山茶花 | 作成日時：2023年10月29日 0時
