出会い ページ5
gt side
家主が寝てから思った。
あいつかなり変なやつだな…
脅して家に匿って貰ったはいいものの、普通にもてなされるしさっさと寝るし…警戒心どっかいってんじゃねぇの？
てか普通に飯も美味かった
…まあ、考えてもしょうがないし俺も寝るか…
─────────────
「起きろ！おい！起きろ!!」
「え？だれ？」
gt「はあ？」
朝起きてからの第一声がえ？誰？はヤバすぎだろ。
こいつ昨日のこと忘れてんの??ヤバ。
いくら酔ってたからって忘れることは無くねぇ!?
どうやらこの女はAと言うらしい
色々説明したけどこいつ順応速度エグいな…なんでこんなに受け入れられる？
聞いてみると死ぬよりはマシだとさらりと答えられてしまった。人生2週目かよ。
なんやかんやあって荷物を取りに行くことになった。
家を出て、まず最初に思ったのは
gt「天気良…」
まだ昼前なのにも関わらず眩しいくらいの日差しに思わず目を細める。こんな日は何か起こりそうだ。
gt「…早めに帰ろ」
さっさと荷物を取って家を出ると
hn「あの家から出てきたぞ！人狼に違いない！捕まえろ！」
gt「ゲッ…」
ハンターに見つかった。ほら、なんか起こった。
てかアイツら家で判断してんの？そいつの友達とかだったらどうすんだよバカじゃん…
なんとか撒けた、Aの家まで特定されたら居る場所無いから困るし…と思って逆方向まで来た。
gt「こっからあそこまで帰んのか…だる」
正直とてもだるいがしょうがない。今日は嫌な日だな、と思いながら歩を進めた。
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作者名：山茶花 | 作成日時：2023年10月29日 0時
