ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］2nd.

Ep.91 ページ41

「 グク？どうしたの？」





JK「 ... ヌナになら、遊ばれてもいい 」



「 っえ？」



JK「 だから僕を忘れないで、」



「 グク... 」








どうしよう、私グクの気持ちを考えてなかった






いや、考えることから逃げていたのかもしれない








これ以上、迷いたくないから



傷付きたくないから




でもそんなのだめだよね









JK「 僕だって！... 本気なんです 」




YN「 グク... 」






グクがこんなに声を荒げたのは初めて






私がそんなに追い込んでたんだね









JK「 僕の気持ちから... 逃げないでくださいっ、」



「 ... ごめん、」



JK「 ... 謝ってほしいわけじゃないんです、ごめんなさい、」









そう言って私に頭を下げて楽屋を出て行ったグク








「 私、見てこようかな、」






YN「 あんたが行ったらだめ、馬鹿 」








追いかけようとした私の手をヨナさんは強く握った







YN「 私が行ってくるから、あんたたちはご飯行ってきな 」




「 ... ありがとうございます、」








ヨナさんが楽屋から出て行って、ジミンと2人っきりになった







JM「 んー... ご飯、やめとく？」



「 いや、行こう？せっかくだから！」








ジミンに変な気を使わせちゃった








あ、そういえば私ジミンのすっぴんこんなにじっくり見ること初めてだ






テヒョンのは何回も見たことあるけど








あ、いやこれは未練とかじゃないよ、多分







メイクした色気のある顔も良いけど、すっぴんになったテヒョンは可愛くて、普通の男の子って感じで








あ、ダメダメ




またテヒョンのこと考えちゃってる









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