ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］2nd.

Ep.80 ページ30

「 利用なんて... そんなことっ、」





JK「 なんでですか？」






ヌナは、悪い女ですね







申し訳ない顔をしているけど、それすらも可愛く見えてきます








「 私なんかより素敵な人は、グクの周りに沢山いるよ、」




そんなこと、ヌナが言っちゃうんですね






ほら、悪い女だ









JK「 そうやって流さないでください、僕はヌナが... 」









大きな瞳も、小さな鼻も、可愛い唇も




透き通ったような肌も、ピアスが２つ付いた耳も




傷みを知らないような綺麗な髪の毛も






少し小さな身長も








全部が、好きなんです









JK「 Aヌナが好きだって、言ってるんです。」







逃げ道なんて作らないです






逃げないでください。僕の気持ちから







さあ、みんなが見てますよ








なんて言ってくれるんですか？









ヌナのその口から、好きの二文字が聞ける日は来るんですか？








教えてください。ヌナ









「 ... っ、」







僕のまっすぐな気持ちは、困りますか？






本当は困らせたくなかったです









最初から、僕の事を好きになってくれれば良かったのに









「 私、は... 」








僕ね、分かるんです






ヌナの今から言う言葉









無駄に人の考えていることがわかってしまうから









YG「 おい、今はそこまでにしとけ 」



JN「 時間ないんだから早くメイクしちゃいな 」









時間が押しているのか少しキレたヒョンが話に割り込んできた









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