ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］2nd.

Ep.63 ページ13

JM「 テヒョナ、未練がましいよ 」


TH「 これが俺が考えて出した答えなんだもん。」








ヘラっと笑うテヒョン





私はちゃんと、別れを告げたはずなのに






テヒョンがこんなに諦めの悪い人だと思ってなかった







でも、こんなに思ってくれている事が不覚にも嬉しく感じてしまった









TH「 グクにもジミナにも渡さないから。」




YN「 恋に一生懸命なのはいい事だけど、今はステージの事を考えて。テヒョナは私がメイクするからこっちおいで 」








ヨナさんの言葉で、一気に真剣になるみんな









YN「 私はテヒョンとジンとホソクとナムジュンをメイクするからほかお願いね 」







「 はい！」







ヨナさんはテキパキと役割を振ってくれた








「 じゃあユンギさんから、こっちの椅子にお願いします 」


YG「 おう 」









いつも思うけど、ユンギさんなんでこんなに白いの





美白過ぎて、私も羨ましいくらい









「 化粧水塗っていきますね〜 」









あ〜なんか、病み上がりってきつい






でも今はメイクに集中しないと






みんなをかっこよくする事が私の仕事








YG「 なあ、」


「 はい？ 」


YG「 俺らは、そんなすぐ仲悪くなったりしねえから、」


「 え？」


YG「 長い練習生時代も、共にしてきたんだ。そんなすぐ亀裂入んねえから。Aが誰を選んでも、俺は応援するよ 」









ユンギさんは、冷たく見えてすごく私達の事を考えてくれていた







ユンギさんなりの不器用な優しさが伝わって心がジーンとする









「 ... ありがとう、ございます 」












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