ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］

Ep.47 ページ47

『 あ、グク〜？また夜更かししたでしょ 』




JK『 あ、バレました？』





『 キレイなお肌なんだから荒れたらすぐ分かるよ！』




ヌナ？




初めて挨拶をした日、覚えてますか？






新しいメイクさんがくるって言うから挨拶をした日









あ、僕この人に恋に落ちそう






そう思ったんです



直感っていう言葉がよく当てはまるよ





その予想は当たっていて、話せば話すだけ良いところが沢山あって





好きだなぁ、って思うようになりました







気が付けば、初めはぎこちなかったのに






ジミニヒョンとテヒョニヒョンと僕とヌナで遊びに行くことも増えた





でも、いつのまにかヌナはテヒョニヒョンの彼女になってしまいました








付き合う、と言う報告を聞いた時






ああ、終わった







そう思いました







でも、テヒョニヒョンはソユンさんに会いに行くことも増えて、それが許せなくて









奪ってやろう、そう思いました









世界1のイケメンの顔に選ばれたからって、やって良いことと悪いことがあるんですよ







JK『 ヌナ、なんか疲れてないですか？』





『 え、本当？私は全然、大丈夫だよ 』







JK『 もしかして... テヒョニヒョンの事ですか？』







『 っえ、いや違うよ。ごめんね心配かけちゃって』









テヒョニヒョンより先に、僕の想いを伝えていたらヌナは今泣かずに済んでいたのに





傷つかずに済んだのに




幸せにする自信だけは、たくさんあったのに









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