ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］

Ep.29 ページ29

楽屋を出て行っテヒョンを探しに行ってこいと言われて探しに出て来たけど





4次元テヒョンが行きそうな所なんて多すぎてわからない






とりあえずトイレを見に行ったけどいなくて







JK「 ちょっと付いてきてください 」





と、私の手を握ってどんどん歩みを進めるグク






どこか思い当たるところがあるの？








どんどん歩いてとうとう出演者の楽屋の前に来た






「 挨拶でも、してるのかな？」








必死に絞り出したその言葉







本当は1人で挨拶なんて絶対行かないって知ってるのに







JK「 多分あそこにいるよ 」








グクが指をさしたのは最近デビューしたアイドル、ソユンさんがいる楽屋だった







「 本当に、ここ？」









なんでここにテヒョンがいることが分かるのか





なぜここにいると思うのか






グクはなんでそんなに知っているの？









楽屋のドアをノックしようとしたらガチャ、と開いたドア

















ほら、ね？



頭の中で分かってたはずでしょ？









TH「 ...あれ、なんでグクとAがここに？」









見たくなかった








なんで、なんで、グクは私に現実を突きつけるの？









SY「 あ、私、リハがあるので失礼します... 」





控えめな声に、真っ白なお肌








足が長くてスタイルが良い


私とは、まるで違う










綺麗な衣装に身を包んで、歩き出すソユンさん






どこを取っても完璧な人








2人が並んでた姿は、悔しいけどとてもお似合いで









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