ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］

Ep.23 ページ23

「 目瞑ってくれる？ 」





TH「 あーい 」





テヒョンの目にシャドーをのせる





この顔は本当に良く映えるね




これはお世辞でもなんでもなくて韓国アイドルの中でも抜群にカッコいい顔をしていると思う




TH「 首ちゃんとついてるね」






薄っすら目を開けて満足そうに笑うテヒョン






「 絆創膏貼ろうかな」





TH「 隠すとかあり得ない〜 」








昨日の夜、テヒョンの部屋に泊まって改めて好きなんだなと実感した







テヒョンの温もりが忘れられなくて








これがもし、見せかけの愛だとしても私は抜け出せない






テヒョンの沼は、深くて暗くてのめり込んでしまう





のめり込めばのめり込むほどねっとり絡みついてきて




気付いたら引き返せなくなって



テヒョンしか受け付けなくなっていたら




他の誰かに恋を出来たらどんなに楽しいだろう





テヒョンは、気分屋だし子供っぽいから見てて飽きないけど振り回されると大変で









「 出来たから行っていいよ。グク呼んできてくれる？ 」



TH「 グクなんかに懐いちゃダメだよ？ 」



何故かきつめにそう注意された



席を立ってグクを呼びに行ってくれた





今日はみんな変なことを言うよね






ジミンもテヒョンも一体どうしたの？









JK「 ヌナ、お願いします」







呆然としていると、ニコニコ笑顔のグクが目の前にいた





ああ、可愛い






椅子の方に誘導するとちょこんと座る








「 グク、昨日はありがとうね」






お酒を我慢してまで、酔っ払った後のジンくん達の介護？を手伝ってくれたグク





JK「 全然！大丈夫ですよ。ヌナのほうこそごめんなさい。ヒョン達臭かったでしょ」









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