ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］

Ep.17 ページ17

TH「 俺が、残酷だって？」





なんで？という顔をするテヒョニヒョン





そんなことも分からないんですか






JK「 傷つかせてるのなら、離してあげてください」





TH「 んーやだ。俺のだし。グクのじゃないよ」







JK「 ... 奪ってもいいですか？」







TH「 Aはねグクのことなんて頭に入ってないよ」









そうですよ




テヒョニヒョンが振り回してるから





ヌナの純粋な気持ちを独占してるから









JK「 テヒョニヒョンに後悔させてあげます」








なんて、強気なことを言ったけど





ヌナを奪えるなんて思ってない





だってヌナはテヒョニヒョンに夢中だから








でも強気でいないと、僕が壊れてしまいそうで









TH「 ふんっ生意気になっちゃったね。マンネくん」






嫌味たっぷりな顔で僕にそう言うと、ちょうどヌナがお風呂から上がって来た







「 グク、お風呂お先にありがとう... グクも入るでしょ？」







JK「 あ、はい。ありがとうございます」





TH「 A、俺の部屋がいい？グクの部屋がいい？」





わざと、ヌナを試すように大きな声で聞くテヒョニヒョン








「 えっ、と。テヒョン... で」


困ったようにヌナがそう言った



するとテヒョニヒョンは僕の方を見て







勝ち誇ったような顔で嘲笑った









TH「 分かったー！グク、おやすみ！」







そそくさとヌナの腰を引いて部屋に行ってしまった








ヌナ




僕もうほんとにおかしくなりそう









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