ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］

Ep.13 ページ13

深夜のテンションにはおかしいテヒョンが帰ってきた






どこ行ってたの？



そう聞くと目をそらしながら





TH「 コンビニ！行ったらさ友達に偶然会っちゃって話し込んじゃった。」







イヒヒッて、四角い口で笑うのも



嘘が下手な所も


馬鹿みたいに素直な所も


前までは大好きな所だったのに



今では嫌という程目についてイライラしてしまう




大好きなのに








私だけのことを思ってくれてたのに今は誰か他にいるんでしょ？









分かるんだよ。女子ってそう言うの敏感なんだから








浮気するなら、せめて隠そうとしてよ









甘ったるい香水の匂いがプンプンするよ





今日の朝、トイレに行くって言って会っていた女の子と会ってたの？









隠してよ、匂いなんて1番分かるじゃない







分かりたくなくても、相手の女が自分の存在を示すかのように伝わってくるよ









JK「 テヒョニヒョン、ヒョン達みんな寝ちゃいましたよ」






TH「 そっか〜。残念」








「 外、寒かったでしょ。温かいの飲む？」




TH「 ココア飲みたい！」





「 ちょっと待っててね、」









神様、この恋に終わりはきますか？






浮気をしているテヒョンを思い続けることは醜いですか？





感情に表さなかったら、ずっと一緒にいれますか？






私が我慢すればいいだけの話ですか？






神様は私を試しているんですか？








テヒョンの時々の優しさが、ナイフのように突き刺さるんです









でも、テヒョンを好きな気持ちに嘘なんて１つもないんです









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