ヌナの事が好きだなんて言えないんです。 ［ JK ］

Ep.12 ページ12

ジミンのお酒の匂いが私の口の中に広がって、変な感じ





「 ちょ、っと！！」



力の限り思いっきり引き離すと、右に転がるジミン





JM「 んん〜、んふふ 」







ねてる？

おいこら餅め



私彼氏持ちなんですけど



一応ね






夢と現実がごっちゃになっちゃったか？







まあ、とりあえずこのことは忘れよう...




うん、酔っ払うとキス魔になる人いるし





うんうん、深く考えたらダメだ








『 ヌナも、大変だね 』







ジミナ





あなたも全部知っているの？





知っているから私にそう言うの？






ジミンの寝顔を見ていると、なんでも忘れられそうなくらい可愛い







「 明日からも、頑張ろうね 」





今のは、酔っ払ってたで許してあげるから









そう思いながら、部屋を出た




















リビングに戻るとグクがソファに腰掛けていた





JK「 あ、ヒョン大丈夫でしたか？」




「 うーん。まあ、大丈夫そうだったよ！」





JK「 ジミニヒョンの事じゃなくてヌナの事だよ。ジミニヒョンって酔っ払うと制御が効かなくなるから。今回はまだマシな方でしたけど。」





なるほど




さっきのアレは酔っ払った延長って事だね







「 グクは飲まなかったの？ 」




JK「 はい。明日から忙しいしこうなる事分かってましたから」



「 こうなる事？ 」




JK「 ヌナが1人で酔っ払いの相手してるの。僕まで潰れちゃったらヌナが大変ですよね。」





グクは






どこまで優しいの









ああ、テヒョンじゃなくてグクを好きになれば良かったよ








こんなことを思ってはいても、私はテヒョンの事が1番大事なのに








TH「 ただいまー！！！ 」









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