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「歩夢くん、ちょっと時間いい？」
「…あー、いいけど」
片山が時間を見て、平野を呼んだ。Aのことを2人だけで話すのは、初めてだった。
「…えっと、Aちゃんから聞いた？」
「ん？なにを」
「俺が、その…告白したって話。」
ピク、と平野の動きが止まる。2秒後何事も無かったかのように動き始め、片山に目線を送る。睨んではいないが、圧を感じた。
「……初耳だけど」
「あ、そう…」
「…」
「まぁ、案の定ダメだったんだけどさ…歩夢くんは、伝えたの？」
「……ん」
笑って結果を誤魔化す片山に、平野は現在の状況を伝えるか迷った。しかし同情するほうが惨めな気分になる事を知っていたので、平野は口を開いた。
「昨日伝えた。」
「そう…、じゃあやっとくっ付いたんだな〜
もうお互い鈍感すぎ！」
「……ん、来夢のお陰だわ」
「はっはっ！キューピットじゃん俺！」
笑ってくれているが、やはりまだ失恋の傷は癒えないのだろう。笑顔が少し引きつっている。
それでも平野は本当に感謝していた。
「まじでサンキュ」
「…おう、絶対2人で幸せになってくれ」
顔が引きつっているが、後悔しているようには見えなかった片山。彼はスノーボードに集中する。その宣言を平野にもして、グータッチで互いを讃えたのであった。
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yara - kanadeさん» ありがとうございます。そういうお話しが書けるようこれからも頑張ります。 (2018年3月13日 22時) (
レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - すごくキュンキュンしました! (2018年3月11日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)
yara - サナさん» ありがとうございます。がんばります！ (2018年3月11日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 続き気になります！更新頑張ってください (2018年3月11日 22時) (レス) id: 32edee0000 (このIDを非表示/違反報告)
yara - kanadeさん» ありがとうございます。すべて未定で好きなように書くだけなので、あまり期待せずにお待ちください。 (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年2月19日 23時
