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『……え？』
「…なんてね」
『……』
「じゃあ自分もう行くんで」
『あ、うん…』
「じゃあね、Aさん」
『……またね、歩夢、くん』
「…ん」
平野の足取りは軽かった。
『……』
一方、Aは動けなかった。
独り言のような呟きが、聞こえてしまったからである。確かに聞こえたが、はっきりとそれを言ったわけではないかもしれない、聞き間違いかもしれない。
あるわけがない。きっと、自分がその感情を持っていたからそう聞こえただけかもしれない。
『そんなはずない…』
平野が、Aに好きなんていう言葉をかける筈がない。
本人を前にして幻聴だなんて、
残酷すぎる。
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yara - kanadeさん» ありがとうございます。そういうお話しが書けるようこれからも頑張ります。 (2018年3月13日 22時) (
レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - すごくキュンキュンしました! (2018年3月11日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)
yara - サナさん» ありがとうございます。がんばります！ (2018年3月11日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 続き気になります！更新頑張ってください (2018年3月11日 22時) (レス) id: 32edee0000 (このIDを非表示/違反報告)
yara - kanadeさん» ありがとうございます。すべて未定で好きなように書くだけなので、あまり期待せずにお待ちください。 (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年2月19日 23時
