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来夢が、息を切らしながら言った。
「Aちゃんが羽生結弦に取られるかもしれない！」
どくん。
久しぶりに聞いたその名を、そのような知らせで聞くとは思わなかった。羽生結弦は開会式には居なかったが、今日辺りに平昌入りしたのだろうか。そんなことを考えながら片山を見る平野。
「ふーん、じゃあ取られないようにしっかり掴んでおけば？」
素直にそう思ったが、言ったあとでもっと他の言い方があったのではと後悔した。
「歩夢くんは？何とも思わないの？Aちゃんのこと、」
「…来夢、？」
「勝てないと思ってたけど、歩夢くんがずっとそんななら、俺まだ諦められない。」
「…？」
「……まぁいいよ。あとで気付いても遅いから」
(何だあの挑発的な態度…？)
平野は不思議に思いつつも食堂を後にする。
いつも通り音楽を聴きながら歩いていると、
Aと羽生が愉しげに話し込む姿があった。
「……」
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yara - kanadeさん» ありがとうございます。そういうお話しが書けるようこれからも頑張ります。 (2018年3月13日 22時) (
レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - すごくキュンキュンしました! (2018年3月11日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)
yara - サナさん» ありがとうございます。がんばります！ (2018年3月11日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 続き気になります！更新頑張ってください (2018年3月11日 22時) (レス) id: 32edee0000 (このIDを非表示/違反報告)
yara - kanadeさん» ありがとうございます。すべて未定で好きなように書くだけなので、あまり期待せずにお待ちください。 (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年2月19日 23時
