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平野は忘れていた。
(連絡先渡した相手、来夢の好きな人だった…)
そういえばそうだった、と今になって思うが時すでに遅し。渡した後である。それに何だか、あの時はAが危なっかしく思えて他に頼る人がいないと可哀想だという同情もあったのだと思う、と自分に言い訳をした。
連絡だって、来るはずがないと思っている。
本当にまた外国人に絡まれたら連絡がくるかもしれないが、その機会はほぼ無いに等しい。平野自身も保険で、と言って連絡先を教えたので雑談の為に連絡はしてこないだろう。
…よし、大丈夫。
平野はそう思っていた。
(いや、本当にこないのかよ)
珍しく頭の片隅に記憶していた平野は、来夢が居る時に連絡がくるかもしれないとヒヤヒヤしていた。
しかし待てども待てども来ない。
ついには一日が経ってしまっていた。
そんなことはもう忘れて、明日からまた練習に集中しよう。そう考えても一度きになるとなかなか考えを振り払えない平野。
「ていうか、来夢がいるじゃん…」
スマホを消して眠りについたのだった。
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yara - kanadeさん» ありがとうございます。そういうお話しが書けるようこれからも頑張ります。 (2018年3月13日 22時) (
レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - すごくキュンキュンしました! (2018年3月11日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)
yara - サナさん» ありがとうございます。がんばります！ (2018年3月11日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 続き気になります！更新頑張ってください (2018年3月11日 22時) (レス) id: 32edee0000 (このIDを非表示/違反報告)
yara - kanadeさん» ありがとうございます。すべて未定で好きなように書くだけなので、あまり期待せずにお待ちください。 (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年2月19日 23時
