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「あれってAちゃんと…歩夢くん？」
「え、なんか意外！歩夢くんって女の人と喋れたんだぁ…」
「えーでもAちゃんも楽しそうだし何かいい感じじゃない？」
「後で話聞いてみよ！」
『あ、すみません居座っちゃいました。時間大丈夫ですか？』
「あぁ…ちょっと、これから筋トレなんで」
『そっか、長く話しちゃってすみませんでした。あの、またお話ししてもいいですか…？』
「…あー、まぁ、別に…」
『！！、ありがとうございます！』
「はぁ…、」
『トレーニグ頑張ってください。何か食べたいものあれば用意できるように言っとくので』
どーも、ペコリと頭を一度下げてから去っていく平野。Aは感極まっていた。
(一瞬も笑わずにいたけど、ずっとお話し付き合ってくれたの優しい…！)
…
「あれっAちゃんだ」
『雅ちゃん！』
平野の優しさの余韻を感じながら突っ立っているAに声をかけたのは鬼塚雅だった。横には綺麗な女性も居る。
『あ、わたし…』
「由香さん、この子がAちゃんですよ」
「え〜！Aちゃん！？」
『えッ』
自己紹介をしようと思った矢先に女性に声をかけられる。どうやら鬼塚や岩渕から聞いていたようだ。Aは自分のことを他の人にも話していることにびっくりしたが、嬉しく感じた。
「私は藤森由香、スノーボードのスロープスタイルとビッグエアに出ます。よろしく！」
『え、あ、よろしくお願いします！』
顔の整い具合にも驚いたが、年齢を聞いて更に驚いた。31歳だなんて…と。
「そういえばどうしたの、こんな所に突っ立って」
『あ、さっきまで平野さんとお喋りしてて、その余韻に浸ってました。』
「あれ？Aちゃん平野くんのファン？」
『うーん、なんというか…初めて会話が成立して、楽しくお話しできたので、私の存在が認識された嬉しさに浸ってた感じです。ふふ』
「でも凄いね、平野くんって女の人となかなか話してるの見ないよ！あ、一方的に話しかけられてるのは見るけど…」
「それにほぼ初対面でしょ？レアだね、レア！平野くんクールだからそんなにいっぱい話さないでしょ、感心するわ」
たしかに話を振ってくることは無かったけれど、私の返事に答えてくれるだけでも嬉しかったので…つい話しすぎちゃいました。そう言うと藤森さんに可愛い！と抱きしめられた。どこが！？
国際的な人が多いからなのか、スキンシップが多い気がする、と考えるAであった。
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yara - kanadeさん» ありがとうございます。そういうお話しが書けるようこれからも頑張ります。 (2018年3月13日 22時) (
レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - すごくキュンキュンしました! (2018年3月11日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)
yara - サナさん» ありがとうございます。がんばります！ (2018年3月11日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 続き気になります！更新頑張ってください (2018年3月11日 22時) (レス) id: 32edee0000 (このIDを非表示/違反報告)
yara - kanadeさん» ありがとうございます。すべて未定で好きなように書くだけなので、あまり期待せずにお待ちください。 (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0e857c8a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年2月19日 23時
