気になるあの子。

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『えへへ、結構楽しかった』

平野歩夢選手が居なくなった後も話をしていたA。競技について聞くと、どうやらあのメンバーは全員スノーボードのハーフパイプという種目なのだと言う。

会場である場所を聞き、吃驚した。

つい此間、Aが休みのときに見に行った雪の壁の場所だったのだ。


次の練習時間を聞き、必ず観に行くという約束をした。その時は、まだ話せていない選手やコーチ、トレーナーとも話してみたい、にやけた顔を抑えられずにAは他の仕事に移っていった。




『あっ』

(王子様だ…！うわぁ、しかもパシュートの人たちまで！神々しい…)


"王子様"と言うと普通男性に使われることが多いだろうが、Aは違った。性別を超え、顔や態度、そして生き方がカッコイイ人であればAの王子様と言う名称が付けられる。

オリンピック選手といえばはその宝庫であるが、日本人選手を覚えていく過程でAの目を釘付けにした相手がいる。

スピードスケートの小平奈緒である。

何だかボーイッシュでかっこいい風貌だというのが第一印象。何となく気になって調べたところドラマのような道のりに感動と憧れが芽生えた。すごい、かっこいい、以外なんと表現すればいいのかわからないとにかくスゴイ人生の小平選手にAは日本にいる時から撃ち抜かれてしまった。

(生で見ちゃっ、た、…！)


ドキドキ

(む、むり〜〜！かっこよすぎる〜〜！)



泣きべそかきながらその場を立ち去ったAを、スピードスケートの選手たちは不思議な眼で見つめていた。




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ひとこと。
小平選手等のスピードスケート選手たちがかっこよくて大好きなので出してしまいました。これからも出てきます、たぶん。
あと来夢くんとか戸塚くんの口調も性格も知りません。すみませんが歩夢くんと羽生くん以外は結構、性格も口調も適当で皆さんの考えているものをぶち壊す可能性があります。
その時はソッと消してください。

すみませんが、
ほんとに自己満足なのでよろしくお願いします。

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