幸村妹の憂鬱:23 ページ26
幸「ところで、なんでAと仁王が一緒に?」
『道に迷ってたらここまで連れてきてくれた。』
しゃがんで私の背に目線を合わせてくる。
幸「へぇ。ありがとう、仁王。」
仁「いやいや、当然のことをしたまでナリ。」
『精市コイツわざとサボってた』
仁「!?」
あっさりと裏切る私かっこいいね。
仁「ピヨッ、裏切り者、、、、」
幸「仁王、後で、ね?」
親指を校舎裏の方へとクイッとやっている精市。
仁「………プピーナ……」
ふはははざまあみろ。
銀髪からのジトっとした目線を流しつつ内心でほくそ笑む。
?「この子幸村部長の妹っスか?
そっくりっスね!!」
突然、私の眼前に1人のテニス部員が現れた。
『こ、こんにちは。』
幸「俺の自慢の妹さ。」
恥ずかしいから止めてくれますかね。
赤「かわいっスねぇ、幸村部長の妹!!
俺は切原赤也ってんだ。幸村部長にいつも世話になっててさ。
よろしくな…………えーと?」
『幸村Aです…。』
テンション高い…………
赤「A、よろしくな(ニカッ」
『よ、よろしくおねがいします。』
いきなり呼び捨てかよワカメ←
赤「いやー、しっかりしてるっスね!流石幸村部長の妹。」
幸「そうだろう?」
真「あぁ、昔からしっかりしていて大人びているな。」
はぁ。
めんどくさいだけだけどね。
ブ「あ!Aじゃん!!なんでいんの?」
『あ、ブン兄。』
仁「知り合いか?」
『学校の友達の兄。』
仁「ほぅ。」
*
幸「俺はまだ帰らないけどAどうする?すぐ帰る?」
『そうするつもり。』
幸「うーん、でも小さい妹が1人で街を歩くのはどうもなぁ……」
『来るのも1人だったから大丈夫だよ。』
幸「それでも心配だし、練習見ていきなよ。」
『え』
帰って寝たい。
幸「うん、じゃああと5時間くらいかな?待ってて。」
拒否権無しですか兄よ。
というか5時間とか半端ない。
ちなみに今は大体1時。
6時頃まで練習するのだろう。
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アノイ(プロフ) - 詩音さん» 読んで頂きありがとうございます!これからも更新頑張ります!よろしければ新作のほうも宜しくお願いします! (2016年5月5日 21時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - とても面白いと思います!!これからも頑張って下さい!応援してます!! (2016年5月5日 21時) (レス) id: 859ef37649 (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - まよさん» 読んで頂きありがとうございます!これからも更新頑張ります!マイペースのろのろ更新ですけどw (2016年5月5日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - 朱風さん» 読んで頂きありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2016年5月5日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
まよ - とっても面白いと思います!!更新頑張ってくださいね。 (2016年2月28日 23時) (レス) id: 2175614ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アノイ | 作成日時:2014年8月5日 21時