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幸村妹の憂鬱:23 ページ26

幸「ところで、なんでAと仁王が一緒に?」


『道に迷ってたらここまで連れてきてくれた。』


しゃがんで私の背に目線を合わせてくる。


幸「へぇ。ありがとう、仁王。」


仁「いやいや、当然のことをしたまでナリ。」


『精市コイツわざとサボってた』


仁「!?」


あっさりと裏切る私かっこいいね。


仁「ピヨッ、裏切り者、、、、」


幸「仁王、後で、ね?」


親指を校舎裏の方へとクイッとやっている精市。


仁「………プピーナ……」





ふはははざまあみろ。


銀髪からのジトっとした目線を流しつつ内心でほくそ笑む。


?「この子幸村部長の妹っスか?
そっくりっスね!!」


突然、私の眼前に1人のテニス部員が現れた。


『こ、こんにちは。』


幸「俺の自慢の妹さ。」


恥ずかしいから止めてくれますかね。


赤「かわいっスねぇ、幸村部長の妹!!

俺は切原赤也ってんだ。幸村部長にいつも世話になっててさ。
よろしくな…………えーと?」


『幸村Aです…。』


テンション高い…………


赤「A、よろしくな(ニカッ」


『よ、よろしくおねがいします。』


いきなり呼び捨てかよワカメ←


赤「いやー、しっかりしてるっスね!流石幸村部長の妹。」


幸「そうだろう?」


真「あぁ、昔からしっかりしていて大人びているな。」


はぁ。


めんどくさいだけだけどね。


ブ「あ!Aじゃん!!なんでいんの?」


『あ、ブン兄。』


仁「知り合いか?」


『学校の友達の兄。』


仁「ほぅ。」













幸「俺はまだ帰らないけどAどうする?すぐ帰る?」


『そうするつもり。』


幸「うーん、でも小さい妹が1人で街を歩くのはどうもなぁ……」


『来るのも1人だったから大丈夫だよ。』


幸「それでも心配だし、練習見ていきなよ。」


『え』


帰って寝たい。


幸「うん、じゃああと5時間くらいかな?待ってて。」


拒否権無しですか兄よ。


というか5時間とか半端ない。


ちなみに今は大体1時。


6時頃まで練習するのだろう。

幸村妹の憂鬱:24→←幸村妹の憂鬱:番外編1~誕生日~



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アノイ(プロフ) - 詩音さん» 読んで頂きありがとうございます!これからも更新頑張ります!よろしければ新作のほうも宜しくお願いします! (2016年5月5日 21時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - とても面白いと思います!!これからも頑張って下さい!応援してます!! (2016年5月5日 21時) (レス) id: 859ef37649 (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - まよさん» 読んで頂きありがとうございます!これからも更新頑張ります!マイペースのろのろ更新ですけどw (2016年5月5日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - 朱風さん» 読んで頂きありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2016年5月5日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
まよ - とっても面白いと思います!!更新頑張ってくださいね。 (2016年2月28日 23時) (レス) id: 2175614ade (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アノイ | 作成日時:2014年8月5日 21時

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