幸村妹の憂鬱：10 ページ12
『なんなんだ………』
あのフリフリショップを出たところ。
結局精市は自腹で１着購入されていました。
レジに行った時に
店員「あ！？この子買っちゃいますぅ！？
お客様いい趣味してますねぇ〜♡
大事に着てあげてくださいねぇ〜」
この子ってなんだこの子って。
服って生きたっけ。
てか妙に馴れ馴れしいな。
友達か。
これには流石の精市も引いたらしく、会計が済むと早々に店を出た。
幸「A、他にどこか行きたいところとかある？」
他にって言われても別にさっきの店は私が選んだ訳じゃないのだが。
『……マック。』←
お腹すいた。
幸「え……ここまで来て普通マックにする？」
『じゃあモスバーガー。』 ←
幸「……地味にハードル上げてきたね………
って、そうじゃなくて。
もうちょっとなんかさー……
ていうか、Aお腹すいたの？」
『うん。
だってもうすぐ12時だよ？』
幸「あぁ、そうか。
じゃ、お昼どこで食べるか決めようか。」
『だから、マック……』
？「あれ？幸村くんやないか？」
突然後ろから声がした。
？「あ、ホンマや。」
振り向くとそこには、
幸「忍足………
忍足侑士と忍足謙也？」
茶髪と眼鏡。
精市の知り合いだろうか。
謙「いやー、ホンマに久しぶりやなぁ。」
侑「全国での会場以来んちゃう？」
幸「あぁ、そうだね。
…二人はなんでこんな所に？」
３人で会話を始める。
やはり、精市のテニス知り合いらしい。
侑「謙也が東京来るっちゅーから、色々案内しとったんや。」
茶髪は関西の人なのか。
謙「……ん？幸村、お前の後ろにいるんは誰や？妹か？」
茶髪が私の存在に気がついたようだ。
こいつらが話しかけてきてすぐに私は精市の後ろに下がったので見えていなかったのだろう。
幸「うん、そう。俺の妹。
Aって言うんだ。」
『……こんにちは。精市がいつもお世話になってます。』
侑「おお、自分しっかりしとるの〜
Aちゃんやってな。俺は忍足侑士や。よろしゅうな。」
謙「俺は忍足謙也や。侑士の従兄弟っちゅー話や。
よろしゅう。
………………にしても、そっくりやな……。」
また言われた。
此れを言われるのは人生で何度目だろう。
もういい加減飽きたというものだ。
幸「ﾌﾌｯ、良く言われるよ。」
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アノイ(プロフ) - 詩音さん» 読んで頂きありがとうございます！これからも更新頑張ります！よろしければ新作のほうも宜しくお願いします！ (2016年5月5日 21時) (
レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - とても面白いと思います！！これからも頑張って下さい！応援してます！！ (2016年5月5日 21時) (レス) id: 859ef37649 (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - まよさん» 読んで頂きありがとうございます！これからも更新頑張ります！マイペースのろのろ更新ですけどw (2016年5月5日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - 朱風さん» 読んで頂きありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2016年5月5日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
まよ - とっても面白いと思います！！更新頑張ってくださいね。 (2016年2月28日 23時) (レス) id: 2175614ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アノイ | 作成日時：2014年8月5日 21時
