貴方との毎日と君との毎日5[Hiroomi]

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中々離してくれない広臣から逃げ出して自分の部屋へと戻ると

ちょうど3人も起きたばっかのよう。




あいか「あ、おかえり〜」

なぎ「お熱い夜はいかがでしたかー？」

まさみ「Aが臣さんの部屋行っちゃったから
剛典くんから逃げるの大変だったんだけどー」

『ごめん〜、ラウンジ行ったあとの記憶抜けてる…』

なぎ「え、まじ？(笑)」

あいか「大丈夫？ゲロってない？(笑)」

『…たぶん？』

まさみ「A、シャワー浴びてきたら？
そしたら朝食食べいこ！」

『あ、シャワーはあっちで浴びてきた』

まさみ「そうなの？じゃあもう行く？」

あいか「行こ！」



スッピンのまま行こうってなって、

軽く着替えて部屋を出る。



『ねぇ、みんな…』



エレベーターに向かう廊下で4人の中で1番後ろから声をかける。


なにー？っと立ち止まって振り返ってくれた。



『昨日、みんな部屋飲みした？』





せっかくの女旅なのに、

自分ほんとに信じられない…。



昨日の自分を殴りたい。




なぎ「部屋飲み？してないよ」

まさみ「ラウンジで飲みすぎちゃったからね」

あいか「Aいないし、今日やろって」

『ほんと！』

なぎ「うん(笑)」

『やった〜、みんなとの部屋飲み
すごく楽しみにしてたから嬉しい♡ありがとう〜』

「「「……(かわっ)」」」



よかったー、と思いながらエレベーターの下行きのボタンを押した。





ヴィッフェ方式の朝食は

ネットでいろいろ調べていたけどそれ以上に豪華で

美味しすぎて食べすぎて満腹。





『今日の夜も楽しみだなぁ』





今日の夜はホテルのディナー。


同じく厳選されたら高級食材と書いてあった。




なぎ「今朝ごはん食べ終わったのに、もう夜の話？」

まさみ「まじで苦しい…」

あいか「前屈みになる…」




部屋に戻って出掛ける準備をして少しだけ休憩。



ビーチで遊んで、観光して、夕方より少し前

浅田さんから指定された時間にホテルのエントランスに行くと

岩ちゃんのマネージャーさんが車の運転席にいて

手招きされたのでそれに乗り込む。




少し車を走らせて、着いた場所は

大きなハワイっぽいおうちのようなレストラン？なのかな。



庭にはプールがある。


まるで、海外セレブの別荘だ。



あれ、もしかして別荘？




なぎ「今更ながらなんだけど」

『ん？』

なぎ「超金掛けてるよね…。異次元」

『うん、同じく』

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