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司会者ととフラワーアレンジメントと打ち合わせを終えて
次はAのドレスの試着。
2人で個室の別室で担当を待つ。
「なぁ、まじで俺主体で決めちゃったけど本当にいいの？」
『うん、いいの。
結婚式を挙げさせてくれるだけで嬉しい…けど、』
紅茶の入ったティーカップを口につけながら
言いづらそうに俯いた。
「……けど？」
『……見積書、広臣見せてくれないじゃない？
金額が怖い…。むやみにこれやりたいとか言えない』
「え、それ気にして要望言わねぇの？」
『そういう訳じゃないけど…』
LDHウェディングって、たぶん
他の結婚式場に比べたら若干相場は高いかもしれない。
挙げたことないからわかんねぇけど。
確かに、結婚式って決して安くはない。
でも所得の差もあるし、俺がやりたい…
というか花嫁姿が見たくて勝手に予約した訳だし。
「俺が、Aの花嫁姿を見たいの。
だから、気にすんな！俺めっちゃ稼いでるから」
ポンと頭に手を乗せて宥める。
『めっちゃ稼いでるのは重々承知しております(笑)』
よかった。
笑ってくれた。
『あ、あとさ』
「ん？」
『私側のゲストだけど、本当にいいの？』
「何が？」
『LDH会メンバーと、職場はわかるけど
他の友達、呼んでいいの？大丈夫？』
「大丈夫もなにも、Aの大切な友達でしょ？」
『…そうだけど、でも…』
「Aが友達をすげぇに大事にしてることわかってるし、
Aの友達はいい人ばかりだろ？」
『…うん。みんな本当にいい人で、大好き』
「じゃあ、呼ばなきゃ。
そんでもって、俺を旦那だってちゃんと紹介して。
もう、こそこそしなくていいし、隠さなくていいんだから。
Aが大事にしてる友達は俺も大事にしたい」
『……ありがとう』
「ありがとうはこっちのセリフ」
__ｺﾝｺﾝ
ノックがなって、担当のドレスコーディネーターの人が迎えに来た。
「じゃあ、俺はここで待ってるから、ゆっくり決めな。
3着以上は着てね？遠慮して2着とかやめてよ？」
『もう、わかったってば！』
「あ、あと、ウェディング」
『え？』
「ウェディングドレス、フワフワのお姫様みたいなやつがみたい。
絶対似合うから」
『…当日の楽しみなんじゃないの？』
「希望だけ言ってみた(笑)」
どんな形のドレスも似合うだろうけど
Aにはシンプルなものよりフワフワで
お姫様みたいに広がったドレスが1番似合うと思う。
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めい(プロフ) - あー、もう本当にキュン死するんですけど？！責任とっていただいても？！（臣と結婚する権利をください（何言ってるんだ。）） (10月23日 10時) (
レス) id: c746ec15ae (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - ゆきさん» そんなそんな！恐縮です🥺そういって頂けてあなきみの2人も嬉しいことでしょう！！ (10月19日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - サラダ仕立てさん» ありがとうございました✨LASTSCENE記念も完結したので、これから準備していきますね！ (10月19日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 書き方がうますぎて最高でした！！ (10月16日 18時) (レス) id: 9c6ed12c64 (このIDを非表示/違反報告)
サラダ仕立て(プロフ) - 最高でした😭次も楽しみにしてます！ (10月15日 23時) (レス) @page48 id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omigirl | 作成日時：2023年9月10日 0時
