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歌い終えた広臣がブースから帰ってくる。
『…すごい、素敵だった。
��愛してる��より、ずっとずっとすごい』
「俺からの最大級の��愛してる��だからな」
『うん、本当に素敵』
さっきの広臣のLIVEでも感動して泣いたけど
恋人としてくれた言葉はそれよりも感動して頬に涙が伝うのがわかった。
「さっきと逆じゃね？(笑)」
隣に座っていつものように親指で涙を拭いてくれる。
『明日2人ともパンパンだね』
「うーん、どうかな？Aのが凄いかもよ？」
『なんで』
「まず、これ開けて」
ベロアの箱を指す。
そうだ、歌のことでいっぱいになって忘れていた。
手に取ってパカッと開けると、シンプルなシルバーの時計。
蓋の裏には某超有名高級アクセサリーブランドのロゴ。
『…ﾛッ…！？』
びっくりして思わず閉じてしまった。
「おい！閉じんなよ！」
『いや！だって！』
え？なに？今回のクリスマスプレゼントのレベル。
もう一度確かめようとゆっくりと箱を開ける。
けど、やっぱり某超有名高級ブランド。
『……広臣ごめん。
私も家にクリスマスプレゼント用意してあるけど
このプレゼントには到底及ばないと言いますか…』
この高価な時計の1/10にも及ばない…。
「これ、クリスマスプレゼントじゃねぇよ？」
『えっ！？』
じゃあなに！？
なんのプレゼント！？
「クリスマスプレゼントは俺も家にあるよ？
25日に交換しような」
私の手からベロアの箱をとって
中の時計を取り出すと、私の左手首に付けてくれた。
『…可愛い』
「だろ？似合うと思ったんだ」
『…ぅん、ありがとう。……ってそうじゃなくて！』
危うく流されそうになった。
「これは、今日の記念の時計。」
『今日の記念？』
「そう」
『…LIVE完走の？』
「それもあながち間違いではないけど、
やっと言える記念」
『何を？』
「これも見たら言う」
今度は花束を指す。
『これ、ブリザードフラワー？』
綺麗なまま保ってられるやつだ。
「そう。
この花ブルースターって名前なんだけど」
『へぇ、お花小さくて可愛いね』
「花言葉は信じ合う心と幸福な愛。
これからもずっと、愛してるし、ずっと幸せを感じ合おう」
『……』
私に優しく微笑む。
花束からレターセットを抜いて私に渡す。
それを受け取り、中から4つに折られた紙。
広げると…
右側が埋め尽くされた婚姻届だった。
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めい(プロフ) - あー、もう本当にキュン死するんですけど？！責任とっていただいても？！（臣と結婚する権利をください（何言ってるんだ。）） (10月23日 10時) (
レス) id: c746ec15ae (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - ゆきさん» そんなそんな！恐縮です🥺そういって頂けてあなきみの2人も嬉しいことでしょう！！ (10月19日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - サラダ仕立てさん» ありがとうございました✨LASTSCENE記念も完結したので、これから準備していきますね！ (10月19日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 書き方がうますぎて最高でした！！ (10月16日 18時) (レス) id: 9c6ed12c64 (このIDを非表示/違反報告)
サラダ仕立て(プロフ) - 最高でした😭次も楽しみにしてます！ (10月15日 23時) (レス) @page48 id: 06773b39d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omigirl | 作成日時：2023年9月10日 0時
