異世界から来た少女【降谷 零】

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降谷side



つばさにストラップの効果を言われ思わずじっと見てしまう





「どうして？」




『お兄さん、危険なことしてるから』





ん！？




まだポアロのことしか知らないはずだが？





話した記憶もない






「なんでそう思う？」






『なんとなく』





なんとなく！？




それだけで！？






『この家の中から少し火薬の匂いするし』





「火薬？」





『ん、そこから』




つばさが指を指した先には愛用の拳銃がしまってある場所





『あとお兄さんの服』





「服？」





『ん、雰囲気の違う服が３種類あるから仕事は３つ
その１つが喫茶店で後の２つでそれ使ってる』





違う？と首を傾げる




くそ、かわいいな



違う！そうじゃない！





「いや、違わない、よくわかったな」




『ま、向こうで散々鍛えられたから
あと、怪我もよくしてるでしょ？
ダメだよ、自分を大切にしないと』





「それは君には言われたくないな」





『？、なんで？』




「この前３階から飛び降りたのは誰だ？」





『あれぐらいよくある』




あれぐらい！？




『と言うか内戦と世界崩壊危機を経験してるからそれ以上の事なんてないし
それほど危険じゃない』





そうだった



この子はちょっと…いや、だいぶ危険という感覚がおかしい





いや、確かにそんなことはこっちの世界では起こりうることは無いが





もしかしなくても僕よりこの子の方が危険な事に首を突っ込むんじゃないだろうか

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