検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:111,410 hit

67話(組織編) ページ23

「ぶっ刺さったってそんな簡単に言うことじゃないと思うのだけど…」




『そうですか?』




「痛かったでしょう?」




『いえ、全然』




と言うと3人して私を見てきた





「全然?」




「全く?」




「本当に言ってるの?」





『はい、これっぽっちも
あ、でもベルやお兄さん達が持ってる拳銃で撃たれたときは痛かったですねー』




「撃たれたことがあるのか」





『銀行強盗って皆拳銃持ってるんですね
どこから調達してきてるのか不思議です』




「私は貴女のほうが不思議なのだけど」




「皆ってことは一度じゃないんですかい?」




『3回ぐらいですかね?』




「それ、多いわよ」




『え?多いですか?』




「「「は?」」」





『刺された数や誘拐なんて両手で数えきれませんよ?
3回なんて片手で数えれます、少ないじゃないですか』




「お嬢…感覚おかしくないですかい?」




『安心してください自覚してます』




「自覚はあるのね…」





『痛み感じなくなった時点でもう手遅れですよね
首とかは痛いみたいですけど』




「みたいって…」





「兄貴…一周回ってお嬢が心配になってきやした…」




「お前、普通の人間か?」





『いたって普通の女子高生ですよ?』





「言っておくけどその巻き込まれ具合は普通じゃないわよ」




『あ、それについてはもう諦めてます
そしてよく生きてるなぁと思ってます』

68話(組織編)→←66話(組織編)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒羽 | 作成日時:2019年5月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。