不幸女子高生とトリプルフェイス2 (ページ19)

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63話(組織編) ページ19

そして潜入先のアジトへ

『………』

「………」

「………」

銀髪の人にすっっっごい見られてる

あとサングラス掛けた人と金髪の美人さん

一言で言えばすっっっごく怖い

「おい、バーボン、そのガキはなんだ」

「だから言ったでしょう彼女とデート中だと
家に送り届けてから来れる距離じゃなかったので連れてくるしかなかったんですよ」

「……取引内容だ、ガキは置いてけ
ミスしたらガキを殺す」

「そんなこと許すわけ…」

『人質ですか？いいですよ？』

「「「「！！？」」」」

全員が私を見る

あれ？変なこと言ったかな？

すると安室さんに両肩を掴まれて

「あおいさん！？なに言って…」

「そうよ、私が言うのもなんだけど危険よ？
なのにそんなアッサリと承諾するなんて」

『え、お姉さん優しい、美人だし』

「あら、ありがとう…じゃなくてね…」

『だいたいこういうとこに来なくても大概人質になったりしてるんですから今更…』

「そういう問題じゃないんですよ！」

『私が殺される条件は安室さんがミスすること
あ、何をするかわかならいし聞かないです、というか聞きたくないです
なので私はここで大人しく安室さんの帰りを待ってればいいんですよね？
なら簡単です安室さんがミスしなければいいんですよ！』

「…はぁ……最短で終わらせてくるので大人しくしててくださいよ」

『はい！私の命守ってくださいね』