37話 ページ38
昼休み
丸「花登ー、一緒にメシ食わね？」
昨日のことを忘れたのでしょうか。
当然の如く話しかけてきました。
ですが断る理由もないですし…。
貴『……いいですよ。』
仁「意外じゃの、断られるかと」
貴『断ったら強制連行されるのではないかと。』
仁「いや、流石にそこまではせんよ」
いやいや、昨日、連行された記憶しかないですけど。
貴『……今日も屋上ですか？』
丸「軽くスルーかよ
絶対思ったことあるだろぃ」
貴『さて、なんのことでしょうか。』
丸「お前…ちょっとキャラ変わってね？」
仁「確かに、実はドSか？」
貴『？、意味はよく理解できませんが貴殿方にはもう諦めていますので。』
丸「ん？なにをだ？」
誰にも関われないように幾つもの壁をつくっていたのに意図も容易く壁を越えて入ってきましたから。
とは言えませんね。
貴『此方の話です。気にしないでください。』
丸「いやいや、気にするだろい」
貴『それより行かなくていいんですか？
御飯食べる時間少なくなりますよ？』
仁「ま、それもそうじゃな、じゃ行くか」
席を立ち屋上に向かいながら会話を続ける。
女子達に嫌な目で見られてますがもう気にしません。
昨日の時点で後戻り出来ないのですから。
丸「仁王は幸村君に怒られるの覚悟しといた方がいいんじゃね？」
仁「あー…、そう言えば朝練サボったのぅ」
貴『土下座でもしますか？』
丸「花登ってたまに冷たいことサラッと言うよな」
仁『土下座で許してくれるほど幸村は甘くないぜよ』
貴『甘くないのわかってるに練習行かないとか自滅行為ですよね。』
丸「花登、仁王に厳しくね？
何？仁王のこと嫌いなのか？」
仁「嫌いとか言われたら、まー君泣いちゃうぜよ」
貴『同級生の男子が泣くところなんて見たくないです。』
丸「冷たいww」
仁「え、ほんとに俺のこと嫌いなんか？」
貴『いいえ？嫌いな人と一緒にお昼食べようとは思いません。
ただ、このあと絶対怒られるのがわかってるのにどうしてサボるという選択をしたのか不思議でなりません。』
仁「そりゃ教室に入ってくお前さんが見えたから」
丸、貴『は？/……はい？』
この人今何て言いました？
私が教室に入るのが見えたからサボったと？
……正直まったく意味がわからない。
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仁王彩香 - 前に更新されていた白石の妹夢主の作品また、作って欲しいです！ (2020年8月26日 13時) (
レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
なみだ雨(プロフ) - 更新する事よりもまず何よりも、ご自分の体を休ませてあげてください。事態が早く収束し、作者様の状態が良くなることを祈っております。長文失礼致しました。 (2020年8月26日 4時) (レス) id: cfadf15058 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - そうだったんですか。しつこく催促して申し訳ありませんm(._.)m 更新されるのを楽しみに待ってます^ - ^ (2020年8月26日 1時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - ？？？？？ (2020年8月25日 23時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 更新再開お願いします｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2020年5月20日 2時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒羽 | 作成日時：2018年5月5日 4時
