人見知り少女は多忙だそうで…？

27話 ページ28

皆さんと一緒にゲームセンターに来たのですが…。

なんというか…色々と凄い所ですね。



早速丸井君と切原君がゲームをしてるのですが…。


貴『丸井君と切原君は何をしてるんですか？』



仁「格ゲーじゃな」


貴『？格…？？』


柳「格ゲー、格闘ゲームの略称だ
ルールと基本的な操作は……」


幸「蓮二はこういうのもデータとして持ってるんだね」


柳生「部員の好きなものとしてのデータでしょう」


仁「じゃが、いくら参謀の説明が上手くても操作せんことには無理じゃろ」



柳「…という感じだ」


貴『なるほど…つまり殆どの操作はコマンド入力、技が強くなるほどコマンドも多くなる。
相手の攻撃を避けつつ先に体力を0にしたほうの勝利、という解釈でよろしいでしょうか？』



柳「あぁ、花登は理解力が高いんだな」



貴『いえ、柳君の説明がわかりやすいので。』



柳「他に聞きたいことはあるか？
答えれることは答えよう」


貴『では……。』




仁「…理解しちょる」



幸「それもかなり凄いスピードみたいだ」




貴『キャラクターごとにコマンドに違いがあるのですね。』


柳「あぁ、初心者向けはこれだな」


貴『確かに扱いやすそうですが丸井君達の使用しているキャラクターに勝つのは無理そうですね。』


柳「二人はかなりやり込んでいるからな二人に勝つにはこれを上手く使いこなすしかないな」


貴『体力、攻撃力が高めですね。』


柳「ただその分、技のコマンド数が多いことが難点だな
初心者が扱うには難しいキャラクターだろう」


貴『……いえ、それほど難点ではありません。
それぐらいのコマンドでしたら覚えれます。』




幸「！、今覚えれるって？」


柳生「確かに言いましたね」


仁「参謀の言っとるキャラ、コマンドかなり多かったはずじゃが？」




説明を受けてる間にゲームが終わったようで…。





丸「あー！くそっ！あと少しだったのに！」


赤「俺の勝ちッスね、先輩」


丸「次は負けねー……って柳と花登は何してたんだ？」


赤「部長達もどうしたんスか？なんか驚いてますけど？」



貴『柳君にゲームの説明を受けていました。』



赤「あっ、じゃあ先輩もやってみます？
俺、相手になるッス」


丸「いきなりお前相手は厳しいだろぃ」


赤「大丈夫ッスよ！
ちゃんと手加減しますって！」



貴『では、お願いします。』

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