2話 ページ3
朝食を終えて学校に向かっています。
え？車かって？
違います。歩きです。
誰かさんと違って私は目立ちたくないので。
「きゃー！！幸村様カッコいいー！！」
「丸井君こっち向いてー！！」
校門を抜けると歓声？というか悲鳴？
これもいつもの事だけれど
正直うるさい。
確かテニス部……だっけ？
あの人達も絶対迷惑だと思ってる気がするけど。
というか、アレで喜ぶのは景吾ぐらいなんじゃないかな。
彼なら有り得るし、なんなら仕切ってそうだわ。
ま、私には関係ないし。
今なら教室に誰も居ないだろうし。
少しはゆっくりできるかな。
そんな事を考えながら
私は校舎の中に入り教室に向かう。
予想通り教室には誰もいなくて。
貴『………なんて言うか…よく飽きないよね。』
教室に来ても微かに聞こえる歓声のような物に呆れながら
私は机の上に、新店舗の計画書と
スマホに送られてきた各店舗からのアンケート結果に目を通す。
誰もいないから、ゆっくり仕事ができる。
時間があるなら少しでも進めないと間に合わないから。
そんな私は紛れもなくﾜｰｶﾎﾘｯｸと言うものなんだろう。
でも仕方ない。これが私の普通。
いつもの日常。
？「…誰も居らんと思っとったんじゃが」
どこからか声が聞こえて辺りを見渡すが誰もいない。
貴『？』
？「どこ見とる、ここじゃき」
貴『え？』
声の主は…
何故か窓から教室に入ってきた。
確か……隣の席の……
えーと……
あ、仁王……雅治…だっけ？
いや、そんな事よりも…
貴『……なんで窓から？』
仁「秘密じゃき」
貴『…そうですか。』
仁「お前さんは騒がんのじゃな」
貴『……興味が無いので。』
仁「ほーぅ、変わっちょるのぉ」
返す言葉も無ければ話す必要もない。
無言になりかけた時、廊下が騒がしくなる
仁「もう気づいたか、まったくめいどいのぉ
お前さん、俺が居ること内緒で頼むぜよ」
そう言って、教室内に彼は隠れる。
廊下はもっと騒がしくなる。
はぁ……、今日の学校はいつもとは違うようだ。
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仁王彩香 - 前に更新されていた白石の妹夢主の作品また、作って欲しいです！ (2020年8月26日 13時) (
レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
なみだ雨(プロフ) - 更新する事よりもまず何よりも、ご自分の体を休ませてあげてください。事態が早く収束し、作者様の状態が良くなることを祈っております。長文失礼致しました。 (2020年8月26日 4時) (レス) id: cfadf15058 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - そうだったんですか。しつこく催促して申し訳ありませんm(._.)m 更新されるのを楽しみに待ってます^ - ^ (2020年8月26日 1時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - ？？？？？ (2020年8月25日 23時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 更新再開お願いします｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2020年5月20日 2時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒羽 | 作成日時：2018年5月5日 4時
