人見知り少女は多忙だそうで…？

35話 ページ36

※引き続きテニス部活が出ない…はず



『あ、そういえば…。』



食事中ふと思い出して声を発する。



ちなみに家には今私と使用人しかいないため一緒に食事をしています。

よく景吾に変わっていると言われますが私にとってはもう普通のこと。



「どうかなさいましたか？」



『次の連休なんですが景吾の別荘に行くことになりました。』



「学校が連休になった日ですか？

その日からは確かお嬢様がご準備されている新店舗の計画を進める予定だとお聞きしておりましたが？」



『今日景吾から連絡かきて…。
ほら、拒否の言葉は通じない人だから…。』



「あぁ……確かに…」



『なので景吾の別荘で予定通り計画を進めます。』



「旦那様と奥様に知られないように、ですね」



『はい、新店舗は二人から任されました。
その時からの計画、二人へのサプライズ。

なんとしてもあの日にオープンさせなければなりません。』



「では、私もお嬢様に同行いたします
他の方も同行してしまうとお二方に気づかれてしまうかもしれませんが私なら大丈夫でしょう

お嬢様のご計画にも携わっている者の一人でもありますし」



『そう言ってもらえると思って景吾には連絡済みです。

連休が始まる前日の学校が終わり次第準備して夜到着で行く予定にしてあります。』



「かしこまりました。
ではそのように準備を進めさせていただきます」




『お願いします。』



それからは他愛ない話をしてから部屋に戻り就寝の準備を始める。




長い１日をだったと振り替える。



本当に長い１日でした。




今までに無いくらい色々な事があって…。




就寝前にもう一度スマホを見ると…。






『あ、』





思わず笑みが溢れる。




返事をしてから１日を終えよう。









ーーーーーーーーーー
テニス部各家での夜




幸「もう寝ちゃったかな？」

柳「可能性はあるが」

仁「一応送っとくかの」

丸「なんだ、考えることは同じか」

柳生「おや、出遅れてしまいましたね」

赤「あっ先輩達ズルい、俺も俺も」

ジャ「皆はやいな」

真「最後になってしまったな」





おやすみメッセージを皆で送っていました



しばらくして……






貴『今日はありがとうございました。
おやすみなさい。また、明日。』





数名どころか全員が返事を見て喜んだようです

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