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34話(出逢い編) ページ38

「車をとってきますから待っててくださいね」



そういうとどこかに行ってしまう安室さん



今なら1人で帰ることができる?



いや、戻ってきた時には相手は車



追い付かれてしまう




大人しく送られたほうがマシ?




それに新一は気をつけろとも言ってはいなかったし





うん…どうも疑り深くなっている…





これも全部あの推理オタク兼、事件引き寄せマシーンのせいだ





もういいや、どうとでもなれ






余計なことばかり考えてると目の前に車が停まると




一瞬ビクついてしまう




でもそれは降りてきた人物を見たことにより無しになる






「お待たせしました
大丈夫ですか?一瞬怯えたように見えましたが」




よく見てるなこの人





『大丈夫です、すみません、どうも近くに車が停まると拐われるのではと考えてしまって』
 





「怯えるほどに?そんなに誘拐されたことあるんですか?」





『……そう、ですね』






「僕は拐いませんから安心してください
さぁ乗って、あ、ナビはお願いしますね?」




張り付けた笑顔だな




でも言葉に嘘はない……



取り敢えず開けられた助手席に座る





疑ってて気づかなかったけれどこの車カッコイイな




そして持ち主はイケメンと

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:黒羽 | 作成日時:2019年5月11日 4時

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