16話 ページ18
降谷side
到着した風見に犯人グループを任せ
コナン君は公安とは関係ない警察官に送ってもらった
そして僕と彼女は車の中にいる
勿論目的地は彼女の家だ
大人しく助手席に座っている彼女を横目で見れば
あの誘拐犯達と対峙した時に使ったんだろう
手の甲が赤くなっていた
それだけじゃない
手首には縛られた痕
指は細かい切り傷
コナン君から聞いた話だと落ちてたガラスで縄を切ったらしい
その時に指を切ったんだろう
「ホントに君は巻き込まれる上に無茶をする」
『すみません…』
「コナン君を守る為、だったんだろ?
自分よりも誰かを守ろうとするのはいいことだ
ただあおいの場合は異常だが」
『あはは〜…、それは自覚してます…
降谷さん』
「ん?」
『助けに来てくれてありがとございました
コナン君には慣れてるとか感覚鈍ってるとか強がってたんですけど正直怖かったんですよ』
「よく頑張ったな
でもこの後もっと怖い事が待ってるぞ?」
『説教ですか?』
「いや、その傷の手当て
結構しみると思うから覚悟しておけ」
そう言うとあおいは黙りこんだ
痛みに強くなってると言っていたがこれだけは苦手らしい
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作者名:黒羽 | 作成日時:2019年5月11日 4時