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14話 ページ16

取り敢えず黙っておこうと決めた矢先



『あ』




「今度はなんだよ」






『安室さんの車の音が聞こえた』




「………は?」





『だから安室さんの…』




言いかけた時倉庫の扉が蹴破られる音がしました



私たちを見張っていた人達も扉の方へと向かい

時々呻き声が聞こえた



あ、これ相当怒ってるやつだ



「マジかよ…」





『やっと解放されるかな?』




「奴らが戻ってきたら真っ先に人質にされるだろ」





『大丈夫、縄なら切った』





パサッと腕を縛っていた縄が床に落ちた




『新一のも切ってあげるねー』




「お前いつの間に…」




『んー?ここボロボロだからガラスぐらい落ちてるかなぁって
はい、切れた』




「ガラスって…おめぇな…指傷だらけじゃねぇか」





『え?あ、ホントだ
まぁいいか、それよりは早く迎えに来てくれた王子様の所に行こう』




「王子様っつーか…今のあの人は鬼だろ…」




犯「くそっこうなったらアイツらを人質に…
なっ!お前らどうやって」





『あらら、見つかっちゃった』





「どうするんだよ?」





『コナン君』





「なぁーに?」




『今ね、私ちょーーっと機嫌悪いの』






「……あ…うん、御愁傷様」







久しぶりなのにこんな再会とかあり得ない



ホント…ムカつく



だからね?覚悟してよ犯人さん

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:黒羽 | 作成日時:2019年5月11日 4時

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