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18話 ページ20
くっついては離れ
くっついては離れ
何度も何度も
ちゃんと離れるまでにそれなりの時間がかかった
『っ…はぁ…』
「まだ足りない?」
『え?』
「僕がどれだけ君を想っているか」
『あ、あの?』
「だいたい今更だろ
どうせ傷痕のことだろうけど
だとしたら君こそ一回りも離れた僕でいいのか?」
『すみません、ちょっと弱気になってました』
「返事は?」
『いいに決まってるじゃないですか!』
あぁ、もう!今絶対顔赤い、赤い通り越して真っ赤。
「あおい」
『はい?』
「もう一回」
『え、あの…んんっ…』
再び塞がれる唇
ちょっと、待って、この流れはやばい
「はぁ…耐えられそうにないな」
『え、』
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作者名:黒羽 | 作成日時:2019年5月11日 4時