ストーリー７６ ページ26
早川さんのその言葉に、ビクッと肩が震えた。
あ「…えー…や、まぁ、その…」
肯定も否定もしない、曖昧な返事…。
黄「…やっぱ、笠松センパイだったんすか…？」
あ「……へ？」
『やっぱ』……？
黄「…Aっちが今日元気ないの、やっぱ笠松センパイが絡んでたんすか？」
あ「………。」
言葉が、出て来ない…。
早「なんだ？喧嘩でもしたのか？だった(ら)早く仲直(り)して…」
中「早川、ちょっと黙ってろ。」
……でもやっぱり、ゆきちゃんのところに行きたくないって思ってるってことは、まだ吹っ切れてないってことなのかな…。
だったら、やっぱり見に行った方が…？
…いや、でも、やっぱり今ゆきちゃんの顔を見たくないし…
黄「……んじゃ、笠松センパイのとこ行くのやーめた。ちがうとこ行こっ、Aっち！」
ぐるぐる、と考えても仕方のないことばかり考えてループしていた私に、黄瀬くんはそう言ってわたしの手を取って歩き出した。
黄「早川センパイ！中村センパイ！お邪魔しましたー。」
早「Aー、キャプテンはここ(ろ)広いからきっと謝った(ら)許してく(れる)ぞ！ゆうきだしてがんば(れ)！」
中「だからお前は黙っとけって…。おう。他でも楽しんでこいよー。」
早川さんと中村さんとバイバイして、またまた黄瀬くんと文化祭を回ることに。
………はぁ。
このままゆきちゃんをずっと避け続けるわけにはいかないっていうのもわかってるのに、やっぱり気持ちがそっちに行かなくて、行きたくなくて…。
……って、こうやってごちゃごちゃ考えてるばっかじゃだめだってわかってるのに、それでもやっぱりわたしは動けないし…。
……どうして、私はこうなんだろう…。
自分で自分が嫌になる。
〜〜〜
結局あれからもずっと黄瀬くんと一緒に回り続けて、午後からはシフトが入ってたから自分のクラスでお化けをして…ってやっていたらあっという間に文化祭1日目は過ぎていった。
あ「けっこう壊れちゃったんだなぁ。大変だ…。」
そして私は今、今日壊れた部分のゴミ出しに繰り出されました。
ドサッ とゴミ捨て場にゴミ袋を置いて、まだ小道具を直してるであろう皆がいる教室へ戻ろうとした、その途中…、
……あれ？
普段はほぼ使われていない教室で、文化祭でも使われてなかった教室の電気がついているのを見つけた。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます！よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします！ (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか？ (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね！楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：14がすき | 作成日時：2017年5月17日 22時
